映画「リリカルなのは」舞台挨拶に田村ゆかり、水樹奈々ら12人が登壇!「幼いなのはの優しいせりふが心にグッときました!」

2018/10/22 17:00 配信

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東京・新宿ピカデリーで行われた映画「リリカルなのは」後編の舞台挨拶。田村ゆかり、水樹奈々、植田佳奈ら12人のメインキャストが登壇した(C)NANOHA Detonation PROJECT photo:MASA

田村ゆかり水樹奈々らが登壇した映画「魔法少女リリカルなのは Detonation」の公開記念舞台挨拶が10月21日、東京・新宿ピカデリーで行われた。

本作は2017年7月に公開された「魔法少女リリカルなのは」シリーズの完全新作劇場版「Reflection」の後編にあたる物語。時空管理局の魔導士・なのは、フェイト、はやてたち3人の少女と、惑星エルトリアからの来訪者・キリエとイリスとの戦いが描かれた。

「Detonation」では、永遠結晶の中から目覚めた少女・ユーリ、惑星エルトリアからの来訪者・イリスとユーリの間にあった過去など、前編で残された謎が解き明かされていく。

舞台挨拶には、高町なのは役の田村ゆかり、フェイト・T・ハラオウン役の水樹奈々、八神はやて役の植田佳奈の他、アミティエ・フローリアン役の戸松遥、キリエ・フローリアン役の佐藤聡美、イリス役の日笠陽子、ユーリ役の阿澄佳奈、シグナム役の清水香里、ヴィータ役の真田アサミ、シャマル役の柚木涼香、ザフィーラ役の一条和矢、クロノ・ハラオウン役の高橋美佳子たち12人のメインキャストが登壇。さらに、この日はハロウィンが近いということで、はやて役の植田と、はやての守護騎士を演じる清水、真田、柚木、一条は仲良くハロウィンアイテムを身に着けて参加し、会場を大いに沸かせていた。

泣けるシーンや、心のメモに残したい良い台詞がたくさんあったと話す田村は、中でもお気に入りのシーンとしてなのはが幼いなのはと対峙する場面を上げ、「幼いなのはの優しい台詞が心にグッときました!」と熱弁。

水樹は、「14年前から続く『なのは』シリーズに関わる、たくさんの人の『なのは愛』が画面に凝縮している作品でした」と話し、フェイトを長年演じ、キャラクターの成長を感じることができている喜びも語った。また、激闘の後の仲睦まじいなのはとフェイトの姿がお気に入りシーンの1つだとコメント。

続いて植田は「今回の『Detonation』は『3つの絆』が印象的に描かれている作品だった」と感想を述べ、「はやてと守護騎士たち」「ディアーチェたち3人とユーリ」「なのは・フェイト・はやて」という、異なる3つの絆のそれぞれに心を打たれたと話した。また、舞台上でも仲の良さを感じさせるトークを繰り広げた守護騎士の4人は、全員がこれまで後方支援だったシャマルが今作、本格的に戦闘で活躍していたことに触れ、驚きと喜びの思いを語った。

舞台挨拶では、本作のキーパーソン・イリスを演じた日笠の熱演に賞賛の声が繰り返し上がる場面も。そんな状況に日笠が自分でツッコミを入れつつも、大好きな「なのは」に参加できた嬉しさを伝えていた。

フローリアン姉妹を演じた戸松、佐藤は挿入歌や効果音、作画など細かい部分のこだわりも注目ポイントに上げ、音響には万単位の効果音が使用されていると三嶋統括プロデューサーが明かすと会場は大きなどよめきに包まれた。

最後に田村が、「今日、ここから見える皆さんの顔がとてもにこやかで楽しそうで、本当に良かったです。まだ公開されたばかりですが、皆さんにたくさん足を運んでいただいて、ロングランになってくれたらいいなと思います。この作品を見ていただいた皆さんに喜んでもらえたら、これ以上嬉しいことはありません!」とファンにメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。