女優として、脚本家として、走り続ける2人。今後も前線で活躍する上での覚悟とは――。
北川「私は元気な限り、ずっと働いていたいですね」
野木「一生現役? 70歳くらいになってもですか?」
北川「はい! 菅井きんさんとか、すごくかっこいいなと思っていて。人生いろいろなことがあるので、お休みする時期もあるかもしれないですけど、それでもやりたい。子供を産んでも働き続けたいですね。“生涯女優”という人生を歩めたらすごく幸せだと思ってるんです」
野木「素晴らしいですね。北川景子おばあちゃん、見てみたいです」
北川「そう言っていただけると、すごくうれしいです」
野木「私は、今ちょっと疲れてるんですよね…(苦笑)」
北川「そうなんですか!?」
野木「仕事が続き過ぎていて、時間も限られてるし。老い先そんなに長くはないと思うので…」
北川「いやいや!」
野木「でも絶対に、引き受けた仕事を書き捨てるようなことはしたくないんです。脚本の1本1本が、役者さんやスタッフさんたちが力を注いで作る作品の設計図。しっかりとした土台を作らないといけないので、つまらないものは出せないという覚悟はあります。だからもし、面白いものを書けていないなって自分で感じることが出てきて、それが続いたら、もう無理かなと…。今のところは大丈夫ですが。そこができてるうちは、やっていきたいなと思います」
10月でデビュー15周年を迎えた北川。最後に抱負を聞くと?
北川「…“生き抜くこと”ですかね」
野木「(笑)。本当に、ずっとお仕事したいんですね」
北川「お仕事、大好きなんです(笑)」
取材・文=高山美穂
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