人気作家・有川浩の同名小説で、児童書や絵本にもなっている「旅猫リポート」を映画化。福士蒼汰演じる心優しき青年・悟を主人公に、ある事情で手放さなければならなくなった愛猫・ナナ(声:高畑充希)の新たな飼い主探しの旅が描かれる。
「有川浩先生の原作の作品は以前にも出演させていただいたことがあるので、絶対にいい作品になるだろうという確信がありました。ただ、ネコ目線でお話が進んでいくので、実写化に当たっては“撮影はどうなるんだろう?”という不安もあって。しかも、ネコとはこれまでちゃんと接する機会がなかったので、扱い方が全然分からなかったので、緊張がありつつのスタートでした」
実際、ナナとの撮影初日には、ネコパンチされてしまったとか。
「初日はポスターの撮影だったのですが、イヌと同じ感覚で顔を近づけたらペロペロしてくれるかなと思ったら、『イヤ~!』という感じでネコパンチされました(笑)。でも、トレーナーさんのナナへの接し方を見て抱っこの仕方を覚えたり、ナナが落ち着いてくれるポジションを見つけると、ちゃんと抱っこさせてくれるようになりました。ネコはよくツンデレと言いますが、ナナはツンが8割、たまにデレのときがあって。例えば、ナナをシャンプーするシーンでは、水とシャンプーの泡が怖かったのか、僕にギューッとしがみついてきて、とてもかわいかったです」
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