新木優子は「華のある女優」中島裕翔との現場の様子も!「SUITS/スーツ」<プロデューサーに聞く(4)>

2018/10/27 12:00 配信

ドラマ

チカは甲斐にナノファーマと辛島を助けるよう命じる(C)フジテレビ


真琴の持つ弁護士コンプレックス


新木が演じる真琴は、弁護士に対する極度のコンプレックスから、当初は大輔に対して冷たく当たってしまう。

「裏設定として、試験の本番が苦手というキャラクターです。司法試験に受かるくらいの実力はあるんですが、本番が苦手でその実力が出せません。そのコンプレックスがきっかけとなって、今後大輔とのやり取りも増えていきます」。

優秀なパラリーガルである真琴を演じる新木を、後藤プロデューサーは“女優として最も重要な要素”の一つである「華がある女優」だと話す。

「優秀なパラリーガルという設定、そして大輔と恋愛関係に発展していくという意味でも、役者さんに華がないと感情移入できないキャラクターです。4話の中で、二人で不動産を下見に行くシーンがあるんですが、そこで二人は新婚夫婦に間違えられてしまいます。やんちゃな大輔は調子に乗って、優秀な真琴がそれに振り回されるところは面白く見ていただけると思います」

中島&新木は「いい意味で気を使わない関係」


今回、新木を起用するにあたり、その第一印象はどのようなものだったのだろうか。

「最初に話したのは衣装合わせの時だったと思うんですが、原作で演じるメーガン・マークルさんは日本でも有名な方なので、プレッシャーを感じているようでした。ですが、それをいい意味で乗り越えていきたいとおっしゃっていました」。

大輔役の中島とは、映画「僕らのごはんは明日で待ってる」(2017年)でも共演している新木。二人の現場の様子を、後藤プロデューサーはこう話す。

「ラブストーリーの映画で共演しているからか、壁がないように感じます。初めての方同士だと、大体そわそわした感じだったりよそよしさがあるものですが…。中島さんと新木さんは、近くにいる時など常に話しているわけではないのですが、同じ空間にいて背を向けている時もお互いにリラックスしています。いい意味で気を使わない関係なのでしょう」。