「国際ドラマフェスティバルイン東京」実行委員会・大久保好男委員長は「東京ドラマアウォード」開会宣言の中で以下の通り、コメントを寄せた。
「日本のドラマは、放送コンテンツの中で、海外展開に一番適しているコンテンツです。政府は数年来、この放送コンテンツの海外展開を、日本の重要な成長戦略の一つに掲げております。そして、官民一体となった努力で、2010年に約60億円にとどまっていた放送コンテンツの輸出額が、最近では約400億円を超える水準にまで大幅に増えています。
しかし、先行する韓国にはまだ追い付いていませんし、欧米各国には大きく差をつけられています。開拓の余地はまだまだ、あります。政府も力を入れていますが、それ以上に、コンテンツの制作にかかわる私たち自身の成長戦略として、コンテンツの海外展開を政府の一層の支援をあおぎながら、優れたドラマをたくさん制作して海外展開を推進してまいりたいと思います。
今回は、『海外作品特別賞』として、トルコ、台湾、ベトナムの作品が選出され、関係者の皆さんが出席されております。とくにトルコは、アメリカに次ぐ世界第2位のドラマの輸出国で、私たちが参考になる点もたくさんあります。日本発のドラマが世界で通用して、日本がドラマ大国と呼ばれる日を祈念しております」
<「Woman」の主な受賞歴>
2013年度芸術選奨文部科学大臣賞 (監督・水田伸生)
2013年第40回放送文化基金賞演技賞(満島ひかり)
2013年第30回ATP賞テレビグランプリドラマ部門・最優秀賞
2014年度東京ドラマアウォード主演女優賞 満島ひかり
2014年日本民間放送連盟賞・番組部門・テレビドラマの部 最優秀 など
※高橋來の「高」の正式表記ははしご高。
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