島谷ひとみ、新曲は4年半ぶりのダンスナンバー!「U.S.A.」のDA PUMP・TOMOが振り付け

2018/10/27 22:30 配信

音楽

新曲「Vivace!」を発表した島谷ひとみと振り付けを担当したDA PUMPのTOMO

4年4カ月ぶりとなる自身9枚目のオリジナルアルバム「misty」(11月28日発売)のリリースを先日発表した歌手・島谷ひとみ(38)。27日、同アルバムのリード曲「Vivace!」のMVがYouTubeで配信されることが分かった。同曲は2014年のシングル「やぶれかぶれ」以来となるダンスナンバーで、振り付けはヒット曲「U.S.A.」を手掛けたDA PUMPのTOMO。「U.S.A.」の有名な振り付けや、動画投稿アプリ「TikTok」で人気の振り付けがTOMOのアイデアで取り入れられているという。4年半ぶりのダンスナンバーを発表する島谷に、新曲「Vivace!」への思いやダンスの見どころを聞いた。

ーー新曲「Vivace!」で4年半ぶりのダンスナンバーを出すことになった経緯を教えてください。

「Vivace!」のレコーディングで曲を聴いた時、「これは踊るべきだよね」「振り付け欲しいよね」なんて、ダンサーやスタッフたちみんなと意見が一致したんです。そこから、ダンスというよりはみんなで気持ちを共有し合えるような手の振り付けが欲しいねとなりました。

ーー振り付けはヒット曲「U.S.A.」を手掛けたDA PUMPのTOMOさん。決まった時はどんな心境でしたか?

毎日テレビで見ない日がないぐらいお忙しくされているっていうこともあって、最初「えー、やってくれるの?」って思いました。でも、スタッフを通じてすごく近しい場所にいらっしゃって、共通の知人がたくさんいたので、これもご縁かなって思いお願いしました。

ーー「Vivace!」のMVでは、TOMOさんならではの印象的な振り付けがたくさん取り入れられていますね。

一緒にスタジオで考えていく中で、TOMOさんから〝いーとーまきまき〟みたいに手をグルグル回す振り付けが出てきて。ダンスとはかけ離れた、意表を突かれる動きだったんですが、やっていくうちに「これならみんなでできるね」となって。TOMOさんの頭の中、すごいなと(笑)。

ーーTOMOさんのアイデアで、動画共有アプリ「TikTok」で流行っている振り付けや「U.S.A.」を想起させる振り付けもあるそうですね。

一緒に踊ったり、踊った動画をアップしたりする今の時代だからこそ、みんなが真似できるものがいいなと思い、TOMOさんのアイデアをすぐにいいね!って取り入れさせていただきました。TOMOさんからは『「U.S.A.」の有名なフリも潜ませておきましたよ!』って。私も時代に着いていきます(笑)。

ーー2014年の「やぶれかぶれ」以来のダンスはいかがでしたか?

久しぶりのダンスで、最初は体が眠っちゃっている感じでした。でも、元々踊ることが好きなので、楽しんで踊っているうちにすぐ覚えられましたね。当初はもっとダンスチックな振り付けの予定だったんですが、小さい子からお年寄りまで一緒にできるようにと考えて作ったので、ぜひライブに来て一緒に踊ってほしいです。

ーー「元気に」「活発に」などの意味を持つタイトルの「Vivace!」に込められた思いを聞かせてください。

何かと生きづらい今の世の中、人はみんな、表に向けた顔と一人で思い悩む内面の両方を持っていると思うんです。その両面の理解者でありたい、応援したいという気持ち。私自身、いろいろと人生経験を経た今だからこそ、歌手の立場からみんなにエールを送りたいという意味を込めています。「Vivace!」を聴いて、一緒にダンスを踊って、元気に〝上げて〟いきましょう(笑)。

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