「歌ったことのない曲をラジオの形式で」とブースの椅子に座っての「元気を出して」、井上の大好きな曲「アイ」を、しっとりと聴かせた後、一人目のゲストである生田が登場。
生田が現れると、「育三郎のライブはどうでした?」と、井上は宣言通りの直球質問。生田から山崎のライブのよからぬ話をアレコレ聞き出そうとする井上だったが、生田はそれをさらりとかわした。
スタッフの推薦もあって、生田とのデュエット曲に井上が選んだのは、乃木坂46のアルバム収録曲から「きっかけ」。
歌い終わるや「乃木坂で歌うのとどっちが楽しかった?」と尋ねる井上をあしらいつつ、生田は「違った色の『きっかけ』になりました。いつもは踊りながら歌うので、こんなふうに熱を込めて歌うことは普段はなくて」と共演の感想を語った。
ブーストークでは、乃木坂46での活動とともにミュージカル女優としても活躍する生田と、ミュージカルにまつわるさまざまな話題に花を咲かせた。
井上一人に戻ってのシャンソン曲「愛しかないとき」、東日本大震災を機に生まれた曲「わせねでや」は丁寧にしっとりと聴かせた。
この2曲を歌う前の、楽曲のテーマや震災への思いを語る井上のMCには温かい人柄があふれており、歌いっぷりと相まって彼の真の魅力を感じさせた。
前半ラストはオリジナル曲「幸せのピース」。配布されたケミカルライトを手にした観客全員に“振り”を指導して盛り上がった。
全国23会場のライブビューイング会場の観客に向けて、各地の方言で呼び掛ける趣向もあり、楽しい仕掛けで第1幕は終了した。
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