真野恵里菜が「怪談新耳袋 怪奇」撮影中の怪奇現象を告白!

2010/08/30 13:56 配信

映画

映画「怪談新耳袋 怪奇」の完成披露試写会に出席した篠崎誠監督、真野恵里菜、小明、坂田梨香子、秋本奈緒美(写真左から)

9月4日(土)より公開の映画「怪談新耳袋 怪奇」の完成披露試写会が26日、都内で行われ、出演の真野恵里菜、坂田梨香子、秋本奈緒美と、篠崎誠監督が登壇した。

同作は、'03年にBS-TBSでTVドラマとして放送が始まり、その後、スペシャルドラマや劇場版3作品が製作された人気ショート・オムニバスホラードラマ「怪談新耳袋」シリーズの劇場版第4弾。女子大生が不気味な女に追われる「ツキモノ」編と、妹の亡霊に取りつかれた高校生の恐怖を描く「ノゾミ」編の2部構成となっている。

2作品で全く違うタイプの役を演じた真野は「映画初出演で主演をさせていただけてすごくうれしかったです。2役というのは不安もあったけど、自分にとって新しい試練でもあるし、みんなに見てもらえるチャンスでもあると思いました。台本を読んでいくうちに、どうやって役の違いをつけようか考えるのが楽しくなってきて、体当たりで頑張りました」と、撮影を振り返った。また「わたしだけ大学内を走り回るシーンを撮ってたんですけど、突然電気が消えて、またすぐついたんですよ。でも誰もスイッチを触ってなかったんです。『電気が点滅するってことは何かが通ったんだ』と言われて、すごく怖くなりました」と、撮影中のアクシデントについて明かした。一方、坂田も「赤坂で(本作の)イベントを行ったとき、生放送でカメラが入ってたんですけど、後で見たら何もなかったはずのところでノイズみたいな音声が入っててびっくりしました」と、謎の現象に驚いたようだ。

自分がお化けになったら何をしたいかと聞かれた真野は「ホラー映画を見てる人の横にちょこんと座ってたいなと思います」と、かわいらしいいたずらを答え、篠崎監督は「知り合いの監督の現場を次々訪問して、現場を混乱させたいですね。ベテラン俳優が5分くらいの長せりふを言ってる最後に、ちょっと驚かしてかませるとか(笑)」と無邪気に話し、会場の笑いを誘った。

さらに、出演者には内緒でお化けの格好にふんしたタレントの小明(あかり)が、激励ならぬ“激霊”に駆け付けた。小明は客席に混ざってうつむいて座っていたが、司会者に「体調悪いですか?」と声を掛けられると突然、出演者たちのもとへ走り出した。本気で驚いた真野は全力で舞台の端に逃げ、「嫌な予感がしてたんですよ。びっくりした…」と涙。会場はそんな真野の姿に大爆笑した。

最後に真野は「主題歌も歌わせていただいてるので、そこに注目してほしいのと、怖いんですけどその中に人間の持ってるリアルな感情とか、メッセージ性も含まれてますので、一人一人のキャラクターの個性にも注目して見ていただけたらうれしいです」と見どころをアピールした。