さらに、「神戸は大阪帝大卒という設定もありますが、そこはまったく意識していません。よく萬平さんにも『大阪帝大だろ』『本当に大阪帝大か?』と突っ込まれています(笑)。神部の萬平さんへの思いは、最初は“恩”。恩返しから始まります。萬平さんは、どこかカリスマ的に人を引き寄せる魅力があります。
塩づくりも含めて、次から次へと発明して、それをちゃんと形にしていく。その実行力を尊敬し、同じ男としてほれているんじゃないでしょうか。萬平さんのエネルギーが炎だとすると、家族の前では少し小さくしていますが、仕事になると常にごうごうと燃えていて全開になるイメージです」と語った。
また、“関西ことばの役”は今回が初めてだという瀬戸は「めちゃくちゃ難しいです。僕は福岡出身なので、普段は博多ことばと標準語が混じりながら話していますし、塩づくりの同僚たちには広島出身や佐賀出身がいるので、そばで『ばってん!』とか言われると、僕もすぐに博多ことばに切り替わっちゃって(笑)。関西ことばを覚えるより英語の発音の方がずっと簡単だと感じてしまうぐらいです」と苦労している様子。
個性的なメンバーが揃う現場の印象については「すごくいい雰囲気です。それは安藤サクラさんと長谷川博己さんが共演者やスタッフと共にドラマを作り上げていく姿勢をとられているからだと思います。スタッフも仕事しながら冗談を言ったりしますし、やっぱり関西のノリの良さも感じます。
塩づくりの同僚たちはいい意味でガツガツしています(笑)。みんなで一緒に演じるシーンでは、ひとりひとりに細かく芝居をつけられることがないので、役者としては非常にやりがいがありますし、台本に書かれていない“間”をどう埋めたらいいかを考えながら、ずっとエチュード(即興劇)をやっているようで楽しいです」と語った。
そして最後に、視聴者へ「 元気なエネルギーをチャージして“まんぷく”にしてから、出かけたり仕事に行ったりすることができる、朝からすごく心が元気になれる作品だと思います。人を信じること、自分の夢や目標を貫くことって、言葉にすると短くて簡単そうに感じますが、本当に難しいことだと思います」とメッセージを送る。
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