「Seventeen」専属モデルの久間田琳加が主演を務める映画「ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~」が、11月9日(金)に東京・渋谷で先行公開、11月16日(金)に全国公開される。
本作は、久間田と現役女子高生アーティストの吉田凜音のW主演作。原宿で大人気の双子コーデタレント「ヌヌ子」として活動する葵(吉田)と里奈(久間田)が織りなす青春ムービー。たまに空回りもするが、前向きで夢に向かって全力な葵と、少し現実的なところもあるが、美少女の里奈は、いつもおそろいの服を着て、どこに行くのも一緒の仲良しペア。しかし、里奈だけがモデルにスカウトされたことから、2人の絆に暗雲が漂っていく。映画出演3作目にして初主演を務めた久間田にインタビューを行った。
久間田琳加「主演という大役を高校生のうちに経験させていただけて、本当にうれしかったんですけど、その反面、作品を引っ張っていく存在にならなければいけないことで不安もありました。でも、撮影に入ったらそういう気持ちが解けるくらい楽しかったです」
W主演の吉田とは、プライベートでも交流がある間柄。葵と里奈のキャラクターは、吉田と久間田にそれぞれ似ていると語る。
久間田「凜音とはもう4、5年の仲になるので、一緒にやれることは心強かったですね。撮影に入る前、連絡を取り合ったり、2人で会って練習をしたりしたんですよ。この作品に対する熱い思いは、2人とも同じくらい持っていたんじゃないのかなって思います。私は葵か里奈かって言われたら、やっぱり里奈だと思うんです。葵は思うがままがむしゃらに動くところがあるんですけど、里奈は1つ1つ丁寧に動くので、慎重なところは里奈と重なる部分があるんじゃないかなと思います。凜音は葵役にぴったりだと思います。凜音から『葵って凜音っぽい?』って聞かれて『ぽいよ』っていう会話をしました。本人は信じたくないかもしれないけど(笑)」
“2人でいれば最強!”というほど仲の良かった葵と里奈だが、里奈だけがモデルの道に進むことで、すれ違い、衝突していく。
久間田「葵と里奈が仲の良かったころのシーンの撮影は、楽しかったですね。プライベートでもよく行く原宿での撮影が多かったので、新鮮な気持ちでしたし、特に2人でワイワイキャッキャするシーンは、『普段の凜音琳加の関係でいてほしい』と進藤(丈広)監督からも言われていたので、結構アドリブが入っていて。素の私たちを出しつつ、役のことも忘れずにみたいな感じはありました。けんかのシーンの撮影は、今思い返すとお互い意識的に現場であまり話さないようにしていたかもしれないですね。どうしてもお互い“楽しいスイッチ”が入ると楽しくおしゃべりしちゃうので、そこは言わなくても意思疎通ができてたんじゃないかなって思います。スタッフさんもいろいろと配慮してくれて、現場の雰囲気作りもしてくれていたと思います。みんなが緊張感を持ってやっていたと思います」
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