「下町ロケット」いよいよM&A成立か!?キーマン演じる尾上菊之助に視聴者から熱視線!

2018/11/03 18:00 配信

ドラマ

放送中のドラマ「下町ロケット」(毎週日曜夜9:00-9.54)にトランスミッションメーカー・ギアゴーストの社長、伊丹大役で注目を集める歌舞伎役者・五代目尾上菊之助。10月28日放送の第3話で見せた“泥だらけの田植えシーン”に、視聴者から「表情の変化が素晴らしかった」「演技に引き込まれた」の声が上がっている。

「下町ロケット」で、トランスミッションメーカー・ギアゴーストの社長、伊丹大を演じる歌舞伎役者・五代目尾上菊之助(C)TBS


「下町ロケット」は、池井戸潤の人気小説シリーズを阿部寛主演で映像化し、2015年に大ヒットしたドラマシリーズ。待望の続編で、佃製作所は宇宙から大地へと視点を変え、トラクターなどのトランスミッション開発を新たな目標に掲げる。

菊之助演じる伊丹は、同作に新たに加わったキャラクター。もともと帝国重工の機械事業部で事業企画を担当していたが、研究職の島津裕(イモトアヤコ)と共に帝国重工を飛び出してギアゴーストを設立。創業5年で年商100億円規模に急成長させた敏腕社長だ。

研究職の島津裕(イモトアヤコ)と共に帝国重工を飛び出してギアゴーストを設立した伊丹大(尾上菊之助)(C)TBS


“公正さ”と“人”を大事にする男


佃や山崎光彦(安田顕)、島津をはじめ、“ものづくり”に情熱を傾ける理系キャラクターが多い中にあって、伊丹は技術力を持たない。情熱が表に出にくく、難しい役どころでもある。

だが、町工場を経営していた父の背中を見て育った伊丹には、“公正さ”と“共に働く人”を大切にする誠実さがあった。

第1話(10月14日放送)では、コンペに応じてきた佃に「評価は公正で、会社の規模にかかわらずそのときに最善の方を選ぶ。それがギアゴーストのビジネスモデルであり、信念ですから」と言い放ち、新規参入者に過ぎない佃製バルブの採用を決定。ケーマシナリーから特許侵害を指摘された第2話(10月21日放送放送)では、「社員全員の雇用」を念頭に、出資者を探して頭を下げて歩いた。

田んぼのシーンで泥だらけに…


そんな伊丹が視聴者の注目を集めたのが、第3話。M&Aを申し出た航平と固い握手を交わした後、殿村(立川談春)の実家の田んぼを訪れたシーンだ。