浪川大輔&宮内敦士を直撃!「サルベーション」吹替現場の舞台裏って?

2018/11/07 08:00 配信

ドラマ インタビュー

駆け出しのSF作家ジリアン(ジャクリーン・バイヤーズ/声・種市桃子)は、ダリウスの講演会でリアムと出会い意気投合、交際に発展する(C)2018 CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.


浪川と宮内が思う「サルベーション」の面白さとは?


――宮内さんは「天才キャラクター」を演じる面白さや難しさをどう感じていますか?

宮内:難しい言葉は全く理解していないんですけど(笑)。

浪川:(理解していなくても)宮内さんの声は説得力ありますからね。

宮内:「どういう雰囲気で、どういう思考回路で物事を考えているんだろう」って思うので、役作りの一環で、そういう人たちに会ってみたいなって思いますけどね。

浪川:冷静に考えたらダリウスって鬼才ですよね。だって惑星が落ちてきているのに「方向を変えてやろう」ってすごいです!

――宇宙規模の話ながら、家族愛や恋人との恋愛模様も描かれています。お二人が感じる本作の面白さはどこにあると思いますか?

宮内:隕石関係以外にも、ダリウスはグレースを思っているが故の発言や行動が「いいな」って思うし、他の恋愛関係も描かれている。そういう生っぽい気持ちなら分かるんですけどね。隕石になると途端に分からなくなる(笑)。

浪川:隕石が衝突するかもしれない状況で、平気でいられる人とそうでない人がいて。リアムなんかは感情的になっちゃうんですが、そこは宮内さんが言うように共感できる部分なのかな。

あとは、ダリウスたちとある軍団が対立関係になるのですが「自分だったらどちらにつくのかな?」って思いながら見ると、それぞれのキャラクターをより魅力的に感じていただけると思います。

――収録現場の雰囲気はいかがでしたか?

浪川:この作品のキャラクターをつかむのにみんな苦労しています。僕もずっと「そうじゃない。純粋に演じてくれ」って指示があったし、最初に「いつもの格好つけたしゃべり方は要りません」って言われちゃって「もう打つ手がないな」と(笑)。

宮川:咲野さん演じるハリスとやる時は「どういう立ち位置で話せばいいのか?」ってよく考えますね。ダリウスがハリスを嫌っているけど信頼している部分もあって、バロメーターが行ったり来たりしているので、その塩梅が難しいです。

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