アップアップガールズ(仮)が、11月6日(火)に24枚目となる両A面シングル「愛愛ファイヤー!!/私達(with friend)」をリリースした。アプガの愛称で知られる彼女たちは“ライブアイドル”として人気を集める、森咲樹、関根梓、佐保明梨、古川小夏、新井愛瞳の5人組グループ。
今年は妹分のアップアップガールズ(2)、アップアップガールズ(プロレス)の活動のサポートもしつつ、ライブ、5thアルバムのリリースなど精力的に活動し、12月27日(木)にはこれまで発表してきた全80曲を一挙にフルコーラスで披露する全曲ライブの開催を控えている。
結成から8年目でも変わらず元気なアプガだが、2017年11月には仙石みなみ、佐藤綾乃がグループを卒業するという転換期もあった。アプガグループが広がっていく中、彼女たち自身はどこに向かって走っているのか。5人体制になっての活動を振り返りながら、今後の目標などを聞いた。
――仙石さんと佐藤さんが卒業されてからちょうど1年が経ちます。5人体制になっての活動はいかがでしたか?
関根:新しい形を受け入れてもらうというのはすごく大変なことだなって、そこは素直に感じました。「2人抜けてどんな感じなの?」って見られてるのは分かるし、今まで7人で走ってきたところを急に5人になりましたっていうのは、ファンの方も受け入れるのが大変なんだなって。
――7人から5人になって、ステージ上での寂しさや違和感はありませんでしたか?
森:そういうのは特になかったんですが、位置や歌割りとか、パフォーマンス面の変更はやっぱり大変でした。この1年間、すごく神経を使いながらのステージだったなって思います。
古川:でも、もっと足りない感じが出るのかなと思っていたけど、そういうのはなかったよね? 5人の方がしっくりハマる部分もあって、案外馴染むのは早かった気はします。むしろ5人になってまだ1年なのかっていう感じもあるし。今年も色々あったし、もうとっくに2~3年経ってるのかなっていう感覚もありますね。
――確かにこの1年、(仮)の活動だけでなく、アプガグループ全体では(2)の新メンバー加入や(プロレス)のデビューもありました。
森:そうですね。この1年間、後輩が増えて、彼女たちの活動も盛んになって。周りでは卒業や解散もあったし、目まぐるしかったなって思います。でも、だからこそ私たちは変わらず楽しいライブを届けられるグループでいたいなという気持ちが強くなりました。
――チーム・負けん気で一緒だったチャオ ベッラ チンクエッティの解散もありましたが、アプガは元気ですよね。
森:ありがとうございます(笑)。
古川:7年間ずっとメンバー変わらずやってきたので、逆に8年目で新しいグループになったような新鮮な気持ちです。周りの変化に戸惑うこともありましたけど、アプガは自分たちの信じたものに突き進んでいこうと思っています。
――結成から8年目。最年少の新井さんは13歳でした。改めて振り返ってみて思うことはありますか?
新井:知らぬ間に8年経ったなっていう感じです。アプガは何周年記念みたいなことはあまりしないから、余計にそう感じるのかもしれないです。目の前のことしか見られないくらい余裕のない時もあったし、とにかくライブの本数が多いグループなので、バッタバタの8年でしたね。
佐保:衣装も自前の曲もない状態からのスタートだったから、正直8年も続くグループになるとは思わなかったんですけど、周りのアイドルグループが解散していく中でこうして継続できているのは本当に嬉しいことだなって思います。卒業した2人もですが、解散したグループの子が、「アプガは頑張ってね」って言ってくれたんです。「託したよ」みたいなことを。だから特にこの1年のステージは、5人だけど気持ちは5人だけじゃないみたいな。やる気が湧くじゃなくて、やらなきゃいけないっていう使命感に燃えています。
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