――では、今回のDVDに収録されている企画についてお話を聞かせてください。まず「寝たら起きない王決定戦」は、“モンスタークロちゃん”が誕生した記念すべき企画です。まさに想定外の面白さで、すごいインパクトがありました。
「あれは衝撃的だったって、いまだによく言われます。『台本があったんでしょ?』とか言う人もいるんですけど、台本があったらあんなことやろうって思わないから!(笑) 家に帰って、風呂に入ったくらいまでは覚えるんですけど、そこで記憶はなくなっちゃって、起きたら真っ暗で、ベッドの下だったっていう。ビックリしましたけど、酔っ払ってるから、自分でベッドの下に潜り込んじゃったのかなって」
―― 一方、「フューチャークロちゃん」では、恋心をもてあそばれ、最後は長時間宙吊りにされました…。
「何かされるんだろうなと思ってましたけど、最後、スタジオに吊り下げられるっていうのは本当に想像もしてなかったです。目隠しされて、ヘッドフォンにはずっと『Rainy Blue』が流れてて。真っ暗な中でずっと同じ曲を聞いてたら、気が狂いそうになるんですよ。ひょっとして釜茹でにされるのかなって思ったり(笑)。大量のお湯が沸くのを待ってるのかな、とか。だから、いっそ何も考えないようにして寝ちゃおうかとも思ったんですけど、事前にスタッフから『しゃべっちゃダメですよ』『寝たらダメですよ』ってさんざん言われてたんで、もし寝たらもっとひどいことが起きるんだと思って、意地で起きてました。おかげで目が充血して真っ赤っ赤になっちゃったんですけど」
――その前には、せつない失恋シーンもありましたね。
「最後、ベンチに座って、レイちゃま(小林レイミ)にベンチに告白してキスしようって本気で思ってたから、(落とし穴に落とされて)すごいショックでした。実はあの後、何とかならないかなと思って、LINEで口説こうとしたんです。でも、一回も既読になってないから、ブロックされたんですかね…」
――でしょうね、おそらく(笑)。そういう意味でも、「水曜日のダウンタウン」に出演すると、プライベートの生活にも影響は出るんでしょうか?
「警戒したところで結局対応できないから、僕は完全受け入れ体勢なんです。何か変なことが起きて、『これ、「水曜日のダウンタウン」かな?』って気付いたとしても、いつも僕の考えを2段階も3段階も上回ることが巻き起こるんで、今はもう考えるのをやめました。ひたすら受け入れるだけですね」
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