――他の番組でもドッキリを仕掛けられることが増えたのでは?
「もともと多かったんですよ、僕。一昨年かな、ドッキリに引っかかった回数で1位になっているので。でも『水曜日のダウンタウン』がズルいのは、あくまでも“説の検証”であってドッキリではない、って言うんです。だから、この番組の企画はドッキリの回数にもカウントされないんですよ。いやいや、あなたたち、ドッキリ以上のことをやってるから!」
――(笑)。総合演出の藤井健太郎さんら、スタッフに対してはどういった感情を抱いているんでしょうか。
「一級品のやべぇやつらですよ! やべぇやつらの集合体で、『水曜日のダウンタウン』ができているんでしょうね。そもそもこの番組のスタッフさんたちは、僕とはほぼしゃべってくれません。藤井さんなんて、自分のツイッターをクロちゃんに見られたくないっていう理由で僕をブロックしましたからね。『オールスター後夜祭』(TBS系)とかで、藤井さんを見かけて声を掛けようとしても、どっか行っちゃうし。他のスタッフさんも、僕の部屋の隠しカメラを撤収してる時とかに『あんまりこっち見ないで。僕らの顔覚えられると困るから』って言うんですよ。『どういうこと?』って思いながらも、僕も言うこと聞いちゃうから、スタッフさんの顔、本当に覚えてないんですよ(笑)。普通だったら、めちゃめちゃ失礼な話なんですけど」
――もはや“演者とスタッフ”の関係ではないのかもしれませんね。
「そうですねー。普通、何回も番組で一緒になったら、『飯、行きましょうや』ってなったりするはずなんだけど、そんなこと一度もないし。何でこんなに距離を空けられなきゃなんないだろうっていう」
――逆に、「水曜日のダウンタウン」に感謝していることってありますか?
「いろんな人から『クロちゃん』って声を掛けられるようになったのは、素直にありがたいなと思います。“クロちゃん=「水曜日のダウンタウン」”みたいなイメージを持ってくれてる人も多いみたいで、すごく光栄だなって。でもまぁ、それにしても、もうちょっとライトな企画で出させてもらいたいっていうのはありますけど」
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