萩原聖人、ドロドロの愛憎劇で熱演「これ振り切ってやったら面白そうだな」

2018/11/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

萩原聖人が演じるのは料亭の御曹司で板長を務める旬平


木村佳乃が主演を務める「あなたには渡さない」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系)が11月10日(土)にスタートする。40代の男女による激しく濃厚なラブサスペンスを描く本作は、20年間専業主婦として夫・旬平(萩原聖人)を支えてきた通子(木村)の前に、突然「旬平の愛人」と名乗る女・多衣(水野美紀)が現れ、離婚届を突き付けられるところから物語は始まる。

今回、料亭の御曹司で板長を務める通子の夫・旬平役の萩原にインタビューを実施。演じる役について、またドロドロの愛憎劇が生み出される撮影現場での裏側やドラマの見どころなどを聞いた。

ほっとけない男


――台本を読んだときの感想をお聞かせください。

最後まで読んでいないので全体がどうなるかは分かりませんが、料亭のシーンだったり、愛憎劇の部分だったり、この物語のリアリティーを表現するためには腹をくくって演技をしないと難しいなと思いました。その一方で、「これは振り切ってやったら面白そうだな」と感じました。

――二人の強めな女性に挟まれている役どころですが、旬平はどんなキャラクターですか?

純粋であるが故に不器用になってしまうとか、男らしいことをしようとするけど、なかなかうまくいかない人だなという印象を受けました。

――旬平のどこに魅力があると思いますか?

料理はちゃんとできますし、決してダメ男ではないと思うんです。強いて挙げるならば“ほっとけない男”ということなんでしょう。旬平の魅力に引かれる部分があるというより、どこか気になっちゃうような存在。僕にはまだ理解しきれていませんが、通子と多衣にしか分からない魅力がきっとあるのだと思います。