――最初は水野さんとのシーンからですね。
ベッドシーンからでした。ベッドシーンと言ってもそんなに激しいものではなく、ライトで大人っぽいシーンでした。実はベッドシーンって、“クランクインあるある”と言いますか、撮影序盤に入ることがよくあるんですよ。
僕自身は、長年俳優やらせてもらっていても、そういうシーンは数えるほどしかやったことないので、いい緊張感でした。とりあえず、早く終わってくれって心の中で思っていましたね(笑)。
――水野さんとそのシーンについて話しましたか?
「早く終わるといいね」って言ったら、美紀ちゃんも同じことを思っていたみたいで。昔から知っている仲なので、気まずいわけではないんですけど、気恥ずかしい部分はありました。
――最後に、作品の見どころを教えてください。
世の中の人は、本当はこういうドロドロした愛憎劇が好きなんだと思います。不倫などは実際にしちゃいけないからこそドラマで見たいという願望や、どこか憧れのようなものがあるのでしょうね。
どんな手を使ってでも(好きな人を)奪いたい、できることなら自分も(不倫)してみたいって気持ちは誰しもあると思うんです。
でも、社会生活があって、今のポジションがあるからこそ道を踏み外せなくて…というモヤモヤしたものを、この作品を通して存分に楽しんでもらえたらいいんじゃないかなと思います。
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