――初ライブを終えて、今の心境を聞かせてください。
桜木:お披露目ライブだから、私たちのことをどれだけの方が知ってくださっているのかは分からなくて、メンバーみんな不安でした。集まらなかったらいろいろ考えてくださっている運営さんにも申し訳ないし、チラシ配りなど頑張ってきたメンバーも落ち込んじゃうと思って。
そしたら当日、本番前に楽屋で「お客さんがすごい並んでいるよ!」って聞いて、そこでまず泣いてしまって。ステージに立つとお客さんが本当に温かくて、また感動して泣いてしまったんです。
柊:最初は本当にお客さんが来なかったらどうしよう、でも、来てくださったお客さんに精いっぱい伝えよう!と思っていたんですけど、緊張もあって、すごく不安しかなかったです。ステージでは楽しかったんですけど、振りも2、3カ所間違えちゃったし、表現もうまくできなかったし、緊張や不安、踊ることにいっぱいいっぱいで楽しむことができなかった部分もあるので、悔しい気持ちも今はあります。
小椋:もしガラガラになってしまっても、そのお客さんと自分たちだけで心に残るものになればいいという気持ちだったんですけど、まさかキャパ以上になるとは思っていなくてビックリしました。振りをたくさん間違えちゃいましたし、初めてチェキを撮る時も全然うまくしゃべれなくて、ちょっと微妙な空気になっちゃったりして、申し訳ないなって気持ちです。心残りはすごくあります。
山本:これまで人前で歌ったり踊ったりしたことはなくて、歌うといっても合唱だけで(笑)、人を笑顔にするということはしたことがなかったので、自分でできるのか心配でした。レッスン中は「笑顔、笑顔」って言われていたんですけど、ライブが始まってステージに立った瞬間に、お客さんが笑顔で、自分もつられて笑顔になれたので、お客さんに助けられましたね。メンバーのみんなにも助けてもらいました。
斎木:本当にすごく楽しかったです。私がここにいるのも「楽しい人生にしたい」というのが理由で、実はオーディションの日に行こうかやめようか悩んだことがあったんですけど、行ってよかった、あの時の自分は正しかったなって思いました。自分が楽しいことをやりたくて、それができて、見てくださっている方も楽しそうで良かったなって。
歌もダンスも自信がなく、実際にステージに立つまでは「続けていけるだろうか?」って思っていたんですけど、(これからも)頑張っていけるって思うことができました。
白崎:歌も踊りもやったことがなく、本当に何もできない状態から始めたんですけど、ステージに立ってみたら楽しくて、時間がたつのがあっという間でした。あんなにたくさんの人がいる前で、すごくいい景色が見られて楽しかったので、今後はもっと大きなステージに立って、たくさんのファンの人の前で踊りたいなって思いました。
入榮:私は笑うのは得意ではないし、あまり笑わなくてクールと言われていて、レッスンでもそれほど笑えなくて、実際に(アイドルとして)お客さんの前に立った自分は想像できなくて…(泣)。
でも、満員の客席を見て、すごくうれしくなってしまって、レッスンでは見せたことのないようなすごく満面な笑みで…すごく笑っていましたよね? 良いことなのか悪いことなのか分からないですけど(笑)。自分たちがお客さんを楽しませることが一番ですが、まずは自分が楽しまないとできないことなので、満員のお客さんの笑顔を見られたし、すごく楽しかったです。
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