渡部豪太主演の舞台「さよなら鹿ハウス」が、東京の座・高円寺1にて、11月8日に開幕した。
本作は、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎による自伝的私小説「さよなら鹿ハウス」を舞台化した作品で、「劇団鹿殺し」の上京当時を、丸尾独自の目線で描いた青春ストーリーだ。
オープニングは、フラワーカンパニーズの「ハイエース」で幕開け。物語は2005年から始まり、上京当時からの「劇団鹿」の7人のメンバーによる“放熱”の2年間が描かれている。
原作小説にも書かれていた路上パフォーマンスでの失敗談や共同生活特有のルールなど、実体験を基にしたエピソードが組み込まれている他、小説には登場しない“鹿ハウスの近所に住む女子高校生”から見た劇団鹿の生態や、劇団鹿の作曲スタッフ・入交(岡田優)の生演奏などが加わり、さらに深みを増した「さよなら鹿ハウス」の舞台版となっている。
見どころについて、渡部は「演劇を志して集まった7人が同じ屋根の下で一緒に暮らすというのは異常なことだと思うんですよね。
非日常なことなんですけど、その7人は本当にやっていたんです。この日本でこんなすごいことをやっていた7人がいたということを目の当たりにしてほしいです」とアピールした。
なお、本作はすでにDVD化も決定しており、先行予約を受付中。また、「さよなら鹿ハウス」オリジナルグッズも会場で購入可能だ。
東京公演は11月18日(日)まで開催しており、大阪公演はHEP HALLにて、11月22日(木)〜11月25日(日)まで公演される。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)