超特急「8号車のことを僕ら6人が大切に思ってる気持ちは、絶対に全員の胸の中にあるもの」

2018/11/11 08:42 配信

音楽

11月14日に約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム「GOLDEN EPOCH」をリリースする超特急。シングル表題曲4曲と新録曲7曲に加え、ユースケが作詞・作曲によるファンへの思いをストレートに表現した新曲「8号車との歌」(通常盤収録)や、FC盤A、Bにはメンバーが二手に分かれて結成したユニットの楽曲をそれぞれ収録するなど、聞き応えたっぷりの作品に仕上がっている。超特急の〝黄金期〟の幕開けとも言える今作について、メンバーに語ってもらった。

撮影中は終始おしゃべりをして楽しそうな6人でした撮影=諸井純二


超特急としてのカッコよさのステータスがググッと上がったアルバム(リョウガ)


――ニューアルバム「GOLDEN EPOCH」の手応えはいかがですか?

リョウガ:今回は初回限定盤、通常盤、FC盤AとB、WIZY限定盤と、たくさんの種類で出させていただくんですけど、例えば通常盤のイメージで言えば、〝クール〟とか〝大人っぽい〟といった印象を持たれる方が多いと思います。でも、FC盤には僕らがユニットに分かれて作った曲が入っていたり、初回限定盤には昨年のアリーナツアーに向けてユースケが初めて作詞した「超特急です!!!!!!!!」がアルバムバージョンで入っていたり、本当にいろんな世界が広がっていて。もちろん無理にとは言わないんですけど、願わくはどの盤も手に取ってもらいたい(笑)。僕ら自身、超特急としてのカッコよさのステータスがググッと上がったように思いますね。

2号車・カイ撮影=諸井純二


――今作にはさまざまなタイプの楽曲が収録されていて歌うのも大変だったと思うのですが、レコーディングはいかがでしたか?

タカシ:本当、すごくすてきな楽曲ばかりなんです。なので、レコーディングに関しては、それこそ曲がいいのに自分の表現や歌声でダメにしちゃうのは絶対にいけないと思って、個人的に悩むこともたくさんありました。でも、それも全部、もっと良くしたい、もっとああいうふうにしていきたいっていうような、クオリティーをより一層高めるための前向きなもの。全ての曲にめちゃくちゃ想いを込められるアルバムになりました。

――思いを込めるという点では、ユースケくんが作詞・作曲を手掛けた「8号車との歌」は、そのタイトルからもみなさんの思いが詰まっているように感じます。8号車は超特急のファンの方々の総称ですが、タイトルや歌詞に登場するのはこの曲が初めてなんですよね。

ユースケ:そうなんです。(昨年作詞を担当した)「超特急です!!!!!!!!」に続き、またやらせていただけるのがすごくうれしくて。自分の中でいっぱい考えて出てきたのが、8号車のことでした。

ユーキ:タカシ、泣いてたよね。

タカシ:そうなんです。デモを聴いたら、めちゃくちゃいい曲すぎて感動して…。冗談抜きで、この曲を歌わせてもらえることがありがたいなと思ったんです。

ユーキ:分かる、その気持ち。

ユースケ:おまえら…(照)。本当は、言わなくても分かるんですよ。8号車のことを僕ら6人が大切に思ってる気持ちは、絶対に全員の胸の中にあるものだから。でも、この曲では、僕らは絶対夢を諦めないし、8号車もメンバーだから誰一人欠けてはならないよっていう想いを、あらてめて歌で伝えたくて。1曲くらい、8号車って入ってる歌詞があってもいいんじゃないかなと思ったんですよね。通常盤にもかかわらず、僕たちと8号車しか分からないような楽曲を作らせていただきました(笑)。

タカシ:デモを聴いて以来、レコーディングまでワクワクが止まらなかったです(笑)。

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