ジャニーズJr.内の人気グループ、A.B.C.-ZとKis-My-Ft2のメンバーが主演するミュージカル「少年たち~格子無き牢獄」の通しげいこが、9月2日、日生劇場にて行われた。
同作は、1969年に初演、その後も“少年たちシリーズ”と題し幾度もの上演を重ねてきた、ジャニーズミュージカルの礎ともいえる作品。少年院を舞台に、そこで暮らす少年たちの葛藤の日々や、孤独、友情を育みながら成長してゆく姿を描く。
今回はメンバーそれぞれの持ち味を生かした演出が施されており、ダンスに定評のある五関晃一と千賀健永のダンス対決や、玉森裕太のドラム演奏など、さまざまな個性を味わうことができる。また、全員が一斉に服を脱ぎ捨て、下半身だけを桶で隠しながら踊る“入浴シーン”もあり、新たな一面も披露した。
けいこ前の会見に応じたメンバーたちは、口々に「初日が楽しみです!」と心強いコメントを。
けいこ中は日々演出が変わっていく中で、藤ヶ谷太輔は「ジャニーズのミュージカルは初日にセリフが変わることもよくあるので、臨機応変に対応していきたい。大変だけど、自分たちで作っているんだという実感が湧きます」と、手ごたえを感じている様子。
ケンカに明け暮れる少年たちをまとめあげるという、重要な役どころを演じる戸塚祥太は「メンバーが10人も居るので甘えているのか、不安は全くありません。僕たちも毎回楽しむつもりなので観客のみなさんにも楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。
また、先月開かれた製作発表記者会見で天然ボケキャラを定着させてしまった橋本良亮は「少年院を舞台にしたDVDを観て勉強しました。実際少年院には入ったことないけど…」とコメント。「当たり前だよ!!」とメンバーから突っ込まれ、笑いを誘った。
最後に、北山宏光が「ぜひ日生劇場に足を運んでいただいて、二十歳前後の若いエネルギーをたくさん持って帰ってください!」と意気込むと、全員で円陣を組み「行くぞー! オー!」と初日に向けて十分な気合いを見せつけた。
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