舞台「信長の野望・大志 -冬の陣-」千秋楽!明智に続き家康も離反の兆し?最終章「本能寺の変」は2019年5月開幕!!

2018/11/13 06:00 配信

芸能一般

【写真を見る】前作「春の陣」で浅井長政を討伐した信長の前に現れたのは武田・上杉連合軍。甲斐の虎と越後の龍の同盟という、史実ではあり得ない展開から「冬の陣」は始まった


東京・北千住のシアター1010で上演されていた舞台「信長の野望・大志 -冬の陣- 王道執行~騎虎の白塩編~」が去る11月12日に全9公演を終え、千秋楽を迎えた。

本作は人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」の舞台化作品で、歴史に抗う“平成の記憶を持つ者”たちによる天下統一への戦いが描かれる。主演・織田信長役に俳優・鶏冠井孝介、信長の妹・お市役に田中れいながキャスティングされている。

その時、相手方ではどんなドラマがあったのか? 信長陣営、敵陣営で表裏の物語が展開し、両サイドの公演を見ることで全てが読み解けるダブルストーリー、2パターンの交互上演というスタイルが新しく、今年5月の「春の陣」では「SIDE織田」「SIDE浅井」を、今作「冬の陣」では「SIDE織田・徳川」「SIDE武田・上杉」のステージを上演した。

3部作であることが発表されており、史実と違う歩みを辿り、天下統一に突き進む信長の最後の敵は、稀代の謀反人・明智光秀となる。千秋楽公演後には、最終章「本能寺の変」の予告編が、鶏冠井、田中、明智役・谷佳樹たちによる生上演で披露された。

「兄上!!」と叫ぶお市、膝から崩れ落ちながらも「行かねばならぬ」と声を振り絞る信長、本能寺で信長が討たれることを知る家康。最後はまさかの槍を構えるお市の姿も。

最終章は「SIDE織田」「SIDE明智」のツーサイド公演となり、2019年5月に埼玉・戸田文化会館と東京・シアター1010にて公演が決定している。

約3時間の2部制、長時間公演となった今回の「冬の陣」。レポートと共に、公演中に聞いた鶏冠井、田中のコメントを紹介する。