11月24日(土)より、フジテレビで新たな深夜枠「22世紀計画」の放送がスタートする。
同枠は、バラエティーのみならず情報、報道などフジテレビの全部署から企画を募集。その中から、企画採用を一任された編成部員の赤池洋文氏が、ベテランから若手スタッフとタッグを組み、”深夜ならでは”の企画を発信していく。
ザテレビジョンでは、放送開始に先立ち赤池氏に同枠の狙いなどを聞いた。
――新たに始まる「22世紀計画」のコンセプトを教えてください。
この枠は、ゴールデン番組のように万人受けすることを少し忘れて、「深夜でフジテレビが面白い企画やってるな」と視聴者に思ってもらえるような振り切った企画をやってみようと発足しました。
普通だったら「これはゴールデンに上がりようがないよね」と通らなかった企画に、もう一度スポット当てることで、新たな可能性が拓けるかもしれない。そんな企画に挑戦していきます。
それこそ、深夜番組としてスタートした「トリビアの泉」(2002~2012年、フジテレビ系)も、最初にゴールデン番組に上がるとなったとき、実は社内では「大丈夫か?」という声も上がっていたんです(笑)。
でも、結果的に高視聴率で人気番組となりました。そのくらい企画の可能性というのは未知数だと。そうしたソフトが、深夜番組から生まれてきた流れを改めて作りだせればと思っています。
また、テレビ離れと言われている若い子たちに、「テレビもまだ捨てたもんじゃないな。面白いことやってるな」ということをひとつ、フジテレビが提示できればうれしいです。
――「22世紀計画」という枠タイトルには、どのような思いが込められていますか?
これから放送される企画は、いきなりゴールデン帯にかけるソフトではないのですが、何回か回数を重ねることで、いずれはゴールデンでやれるかもしれないという望みをもっています。
なので、数年先にこの企画でレギュラーになる番組が生まれたらなという思いを込めて、ちょっと先の”22世紀”にしています(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)