フジで新・深夜枠「22世紀計画」がスタート！狙いは「振り切った企画で新たな可能性の開拓」

――企画を選ぶうえで赤池さんが大切にしていることは？

この企画は、「合議で決めていくと丸い企画になってしまうから」と、担当者一人の一存で企画が決まるというフジテレビの新しい試みです。そこで、18年目の僕が企画採用者になりました。決して若くはないですが(笑)、中堅ならではの視点で企画を選んでいきたいと考えております。

企画の中に何か一つ新しい要素が入っていれば、勝負する意味になるなと、僕なりにいいなと思うものを選んでいます。

それは、企画が新しいということだけでなく、未来のマツコ・デラックスさん、林修さんのような、将来のスターになりえる新しい出演者ということであったり、この若手ディレクターがどんな面白いことを考えているのか、というスタッフの新しい可能性であったりもします。

ゴールデン番組だったら手堅い戦略で、というやり方もありますが、この枠では「新しくて面白そうだからやってみよう」というピュアな思いでやっています。

本質的に面白い企画って、一見ものすごく尖っているように見えても、そこにちゃんと普遍的な面白さの要素を兼ね備えているので、意外と「回を重ねたらゴールデンになるんじゃないか？」ってなるんですよね。

――意気込みをお願いします！

手前みそになりますが、この企画を通してフジテレビにはまだまだ面白い若手がいるなと感じました。そういう若手にチャンスを作ることで、「あのスタッフが作る番組は面白い」とかつてのフジテレビが言われていたような流れが、この枠で再び生まれたらいいなと思っています！

11月24日(土)の記念すべき第1回目では、若手バラエティー制作チームによる”新感覚お笑いプロジェクト”番組「ウケメン」を夜1時45分から放送。テレビとSNSを連動させて、次世代を担う新たな若手芸人を発掘する。そこで、ほとんどテレビに出たことがないと言う若手芸人およそ10組が登場。藤田ニコル、丸山桂里奈、久間田琳加の前でネタや特技を披露していく。

さらに、同企画の後編を12月26日(水)夜0時55分から放送。前編放送後に番組Twitterで行われる人気投票の結果を元に、上位の若手芸人たちが新たなネタやバラエティー企画を行う。