全国の優れたドキュメンタリー映像を顕彰する「第38回『地方の時代』映像祭2018」の贈賞式が10日、大阪府吹田市の関西大で開かれ、沖縄テレビの「菜の花の沖縄日記」がグランプリに選ばれた。
本映像祭は、「地域・地方からわが国のあり方を問う」を基本テーマに、優れたドキュメンタリーや映像作品を表彰するコンクールとして1980年から開催。今回グランプリを獲得した「菜の花の沖縄日記」は、基地問題に揺れる沖縄の現実を石川県からやってきた15歳の少女の視点で描いた作品だ。
番組ディレクターの平良いずみキャスターは、贈賞式で「県民にとって基地問題は、生活が脅かされ暮らしに直結する問題です。主人公の菜の花さんに出会えたことが幸運だったと思います」と挨拶した。
同作は、東京都千代田区の関西大学東京センターで12月1日(土)午後1時30分から上映会が予定されている。
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