初回平均視聴率では、10月クールの民放連続ドラマ1位の17.1%で発進した水谷豊主演ドラマ「相棒season17」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
シリーズ第17弾となる本作は、杉下右京(水谷)と4代目相棒・冠城亘(反町隆史)のコンビが4年目を迎えた他、元サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)が“3人目の特命係”として加入するなど、異例尽くしでスタート。
今回、青木を演じる浅利にインタビューを行い、作品への思いや撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
――青木が特命係に加入することが決まったときのお気持ちを聞かせてください。
「season16」のラストで青木の左遷が決まったのですが、正直「いや、行かないでしょう」と思っていました(笑)。次のシーズンでは、またサイバーセキュリティ対策本部に戻っていたりするんだろうな~と…。
なので驚きましたね。初めて台本を読んだときは、「僕が特命係に入るの?」と疑問に思っていましたから。青木からすると左遷なのですが、僕からすると、特命係に加入するって、すごいことなんです。
そういったいろいろな思惑が渦巻きながら、この1年ソワソワして過ごしていました(笑)。
――特命係の青木としての撮影が始まって、いかがですか?
撮影が始まる前は、青木がどんな立ち位置でいるんだろうと考えていました。特命係の部屋に、のれんがあって個室があるというシチュエーションは、単純に面白いなと思っていたので。
普段の青木だったら、特命係の部屋の入り口のところに立って、せりふを言って悪態をついて帰っていく感じなのですが、今はのれんから顔を出したりするので、話が全部筒抜けというか…。
お二人といる時間も長いので、また違った緊張感もあります。カメラに映っていないところでも、きっといろんなことが起きているはずなので、コーヒーを飲みに行ったり、ちらりと顔を出してみたりと、話ごとに変化を加えるようにしています。
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