日南響子「ただのセフレではなくキーマン」体当たりの演技で見せた存在感

2018/11/23 07:00 配信

映画 インタビュー

映画出演は約2年半ぶりとなる「銃」で“トースト女”を演じた日南響子


村上虹郎が主演を務める映画「銃」が、11月17日より全国で公開中。本作は、芥川賞作家・中村文則の衝撃のデビュー作を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、武正晴監督がメガホンを取り映画化した。

大学生の西川トオルが、河原で思いがけず拳銃を拾い、銃は彼の中で圧倒的な存在感を占めていく。ある日突然、トオルは刑事の訪問を受ける。「次は、人間を撃ちたいと思っているんでしょう?」。次第に精神を追いつめられていくトオルは、あることを決意する――。

銃に支配され、徐々に狂気が満ちていく主人公・トオルを村上が演じる他、心の中に何らかの問題を抱えている女子大学生・ヨシカワユウコ役を広瀬アリス、トオルを追い詰める刑事役をリリー・フランキーが務めている。

刑事(リリー・フランキー)がトオル(村上虹郎)を追い詰める(C)吉本興業


そして、「トースト女」と主人公が心の中であだ名をつけ、ただセックスするためだけの女として扱われるという、魅惑的でどこか謎めいた役を、日南響子が演じている。

原作者、プロデューサー、監督などから、その存在感のある演技で高い評価を得ている日南にインタビュー。「珠麟」という名前で音楽活動もしており、映画出演は約2年半ぶりとなる日南に、撮影中のエピソードなどを語ってもらった。

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