日南響子“トースト女”を好演! 実はパンが食べられず…

2018/11/23 07:30 配信

映画 インタビュー

二つの映画で真逆の女性を演じた日南響子。「いろいろな表現がある」「面白い」と女優として充実している様子を見せた


演じていて新鮮だった


――朝、トオルより先に起床して服を畳み、朝食を作っているところは、すてきな女性だなって思いました。

優しいですよね。「そこ丁寧なんだ」みたいなことは思いました(笑)。

でも、それがトオルに「何だよ!」みたいに思われてしまうのは、男性の心理というか、「こっちはたまたまそういう感じで来ただけなのに」という男性に対して、“そこまでするのか”くらいのことをやっているみたいな(笑)。

そういうところはちょっとかわいいなって思いました。

――トースト女と日南さんで共通する部分はありますか?

友達が家に上がれば、潔癖とかではなく普通に靴を並べたり、上着をそこら辺に置いていたらかけたり畳んだりはすると思います。コーヒーを入れたりもするし、「何が飲みたい」と言われなくてもとりあえず出すとか。そういうことはするけど、トースト女と心理は違うんでしょうね。

普段演じる役って、どこかしら共通点があるなって思ったりするんですけど、今回はあまりなく…不思議でした。だから、演じていて新鮮だったのかなとも思ったりします。それが、評価をしていただいたということも含めて、いろんな可能性があるのかなって感じたりもしますね。

トースト女という役について「ちょっと気に入っているんです」と笑顔を見せた


“トースト女”、実は「パンが駄目」


――ちなみに、日南さんは朝食はトースト派ですか?

私、パンは食べられないんですよ(笑)。

モチモチしたパンなら食べられるんですけど、食パンとかは幼稚園の頃から食べてないかもしれないですね。サンドイッチもギリギリ食べられます。というくらいパンが駄目で。

友達にパンが大好きな女の子がいるんですね。その子もモデルで、一時期痩せなきゃいけない時にパンをやめていたことがあって、好きなのに抑え過ぎてリバウンドで10kgくらい太ったらしいんです。

そこで「そんなにおいしいの?」みたいな話になり、「いろんなパン屋さんを教えてあげる」ってお店を回ってもらっていろいろ食べてみたんですけど、結局一口食べてむせそうになって。それくらい実はパンが食べられないんです。

ブログにも昔から書いていました。タマネギとパンが食べられないって。だから、(ブログを見ていた人は)トースト女役と聞いて「パン食べられないのに?」って思ったでしょうね(笑)。

大人になったら食べられるようになるかと思っていたら、意外とそうでもなかったです。ネギは食べられるようになりました。これも小さい頃は駄目だったんですけどね。

関連人物