――2019年2月8日(金)から公開の映画「21世紀の女の子」にも出演されていますね。
「21世紀の女の子」も街で声を掛けられた男の子とちょっと寝ちゃうんですよ。そういう役が増えたかな(笑)。
トースト女はトオルに対して母性があるじゃないですか。でも、「21世紀の女の子」の役はもう逆に子供なんですよね。小さい子がおもちゃを集めて「もう飽きていらない!」みたいなことをしちゃうような女の子。真逆と言えば真逆ですよね。
それはそれで面白いかなとは思っています。同じ男の人と遊ぶみたいな役でも全然違うなって。いろいろな表現があるなって思いましたね。
――音楽活動もされていますが、女優としての活動も充実していますね。
そうですね。こんなふうに続けて公開って初めてなので、それも不思議な感じです。しばらく女優業を休んでいたのもあるので、正直どちらの作品も撮った時に自信は全くなく、とりあえず他の人たちの邪魔をしないよう、足を引っ張らずにちゃんとやらないとっていう気持ちが強かったです。「演技ってどうやるんだっけ?」みたいなところからスタートでした(笑)。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
モノクロで描かれており、映像がすごくきれいなんです。トースト女の部屋に置いてある物も色がすごくきれいだったので、本当はカラーで見てほしいなっていう部分もあるんですけど、一個一個置いてあるものが面白かったりもするんですね。
他にもそういうシーンがありますが、今の映画界はモノクロで全編を描くというのはなかなかないと思うので、そういうのも含めてものすごく美しく描かれているなって思います。
その分、狂気も感じられる部分があったりとか、本当にすてきな作品になっているので、ぜひぜひ見ていただきたいと思います。
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