ジャニーズJr.の安井謙太郎が主演する映画「ニート・ニート・ニート」が11月23日(金)に公開を迎え、共演の山本涼介、森田美勇人、灯敦生、監督・宮野ケイジ氏とともに初日舞台あいさつに登壇した。
登場早々に司会者から「映画初主演を務めた安井さん、公開初日に、舞台あいさつ初MCをお願いします!」と振られた安井は「この場でMCをするってさっき聞いたんですよ(笑)」と素直な心境を吐露。安井と同じくジャニーズJr.の森田から「突然のYOUやっちゃいなよ!はジャニーズあるあるだから」と促され、MCスイッチをON。そこからは急遽、渡された台本を手に、共演者たちに質疑応答をすることに。
安井「さ、というわけでね、映画に関することを聞いていこうかなと。この映画は総移動距離3300㎞で、撮影している時間より移動していた時間の方が長かったんじゃないかっていうくらいで。何か旅の思い出、あったりしますかね?」
山本「唐突に(笑)」
安井「車での撮影って多かったですよね?」
森田「そうですね。僕らが運転している車を外側から撮影することもあって、そのときの車内はただのドライブみたいな、北海道を。そこでやんちゃな僕たちが4人で、次の角を曲がって、このままどっか行っちゃおうか?なんて話していて」
安井「スタッフさんにはずっと真っ直ぐ走ってくださいって言われてたんだけどね」
森田「だけどね、次の角が全然来ない…(笑)。北海道はずーーっと真っ直ぐで」
安井「交差点も全然見てない」
森田「緑と道だけ」
安井「そんな(広大な北海道の)映像もね、映っていたでしょ?」
森田「景色すごかったですね。移動といえば、ロケバスで移動していましたから、スタッフさんも一緒に。ギューギュー詰めで。そこで出てきたのが足伸ばせない問題」
灯「ありましたねー」
安井「山本くんに関しては、特等席があったんですよ」
森田「見て分かる通り、(背が高いので)一番スペースのあるところに座ってもらって。次が僕ですね。なるだけ楽な場所を使わせてもらって。一方、安井さんは?」
安井「僕はね、どこでも大丈夫! そもそも、ロケバスで足伸ばせないっていうのも、やまもー(山本)から聞いて初めて気付いたから。『足、しびれません?』って言われて、『お、おう…しびれるね』って(笑)」
山本「強がりが出ちゃった(笑)」
安井「そう。あとね、コレはちょっと聞いておきたい。僕、せんえつながら主演をやらせてもらいましたが、僕へ、今だから言いたいことはありますか? ここが良かったよとか、ここが優しかったよとか、ここがかっこ良かったよとか、そういう話あったらぜひ!」
山本「そういうのないです(笑)」
安井「ないの⁉」
灯「1つも⁉」
安井「1つくらいあるでしょ!」
山本「(笑)。安井くんはね、スタッフさんとのコミュニケーションを常に取ってくれていましたよね」
森田「常に元気!」
安井「おっはよーございまーす♪って感じだった」
山本「朝からね。それは助かりました」
灯「現場の空気を良くしてくれていました」
森田「あとね、朝ロケバスに行くじゃないですか、一番早くに来てました、ずっと」
山本「そうだ、いつもいた」
森田「それ、すっごい心掛けてるんだろうなって、気づいてた(笑)」
安井「バレちゃダメなのよ、それは(笑)」
森田「でもね、それ続けてたから」
安井「はい(笑)。監督は何かありますか?」
宮野監督「真面目な話していいの?」
安井「いいですよ!」
宮野監督「主演ってね、やっぱり特別なんですよ、僕にとっても。波長が合うかどうかってすごく重要で、第一印象のときの、言葉よりも波長がね、合った!って勝手に思った。だから現場を、すぐ任せたって感じ」
安井「え、本当ですか⁉」
宮野監督「今ね、こんなに彼は明るいけど、主演っていうのは孤独なの。監督も孤独だけど。作品のクオリティーとか評価を背負っていかないといけないから」
安井「急にプレッシャー感じてきた」
宮野監督「そうなのよ、本当に」
安井「監督はね、いつもすごくかっこ良くて」
森田「オーラがあるしね」
宮野監督「そういうのは、いいから」
安井「そうですか? じゃあ、敦生さんはありますか?」
灯「あの、宗谷岬の撮影のとき、食堂でダンスの練習をしているのを見まして、映画はニート役なんですけど、そこまで働くか⁉って。普段はすごい働き者なんだなって思いました」
安井「食堂の窓が夜になると反射して鏡みたいになるじゃないですか。あれでA.B.C-Zさんの曲を練習していました」
森田「一緒にね。散々、ニートした後に(笑)」
安井「めちゃくちゃ踊ってた」
山本「俺、二階にいたけど、一階から音が聞こえてきたよ」
安井「あと美勇人はベースもしてたから。ホテルでベベベンって深夜に」
森田「北海道の夜は静かだから、聞こえちゃう」
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