歌を聞けるのは最初で最後? 映画「家族のはなし」出演の金子大地を直撃!

2018/11/30 12:00 配信

映画 インタビュー

映画「家族のはなし」に出演する金子大地にインタビュー撮影=石塚雅人


鉄拳のパラパラ漫画を原作にした映画「家族のはなし」が11月23日に公開。この作品にドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日)の"マロ"として注目を集めた金子大地が、バンドのボーカリスト役として出演している。初日舞台あいさつを直前に控えた朝、その心境に迫った。

――映画「家族のはなし」の初日舞台あいさつを2劇場計4回を控えて、お忙しいところ恐れ入ります。舞台あいさつは緊張しますか。

金子:はい(微笑しつつ、うなづく)。

――この取材を舞台あいさつのウォーミングアップくらいのつもりで、よろしくお願いします。鉄拳さんのパラパラ漫画は元々、お好きだったとか?

金子:そうですね。鉄拳さんのあったかい絵が心に響くパラパラ漫画なので、あれを実写で表現するのは難しそうだなって思いましたが、岡田将生さんと時任三郎さんが演じる父子関係がすごく良くて、心温まる映画になっていました。その部分は共感していただける方が多いのではないかなと思います。

――岡田さん演じる拓也のバンドのギター&ボーカルという役どころですね。

金子:実は3日間でギターを覚えないといけない状況で、正直無理だよって思ったんですが(笑)、自分はバンドを盛り上げる役だったので、とにかく明るく歌おうと思って、あまり演奏のことは気にしないようにしていました。普段はどちらかというと照れ屋なので、人を盛り上げたりできないんですけど、頑張りました。映画を見たら、(ギターを弾く)手元があまり映っていなかったのでよかったです(笑)。

――金子さんが演じた柴田はお調子者のように思えて、音楽に対しては熱い役でした。

金子:拓也とはバンドが勢いに乗っているときも、そうでないときも一緒にいる役でしたが、ケンカのシーンでは岡田さんに申し訳ないなと思うくらい、思い切りぶつからせていただきました。