久々の楽曲披露や、新部活などライブパフォーマンスの充実に負けず、今回目立ったのが“演技”のパートでの盛り上がりだった。
まず恒例の「寸劇コント」コーナーは、新谷ゆづみと麻生真彩の口論で終わってしまったホームルームを、日髙麻鈴の“能力”で時をさかのぼってもう一度やり直すという内容。劇中に「時をかける少女」「カメラを止めるな!」の名前が出てきた通り、同じホームルームを2度やって“1度目のホームルーム”で張られた伏線を回収するという凝った展開の中で随所に笑えるポイントが盛り込まれていたのは、脚本家としても活躍する森ハヤシ先生(※このコーナーの脚本も担当)の面目躍如といえるだろう。
また、中等部3年の3人はシリアスなシーンで見事な演技力を披露。生徒会長の重圧をめぐって新谷と麻生が感情をぶつけ合う場面では、会場がしんと静まり返ってそのやり取りを見守っていた。また麻生は劇中で、ZONEの「secret base ~君がくれたもの~」を独唱するシーンもあり、大いに存在感を見せた。
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