9月8日にリリースしたニューアルバム『“B”ORDERLESS』を引っ提げた全国ツアー「KYOSUKE HIMURO TOUR 2010-11 BORDERLESS “50×50 ROCK'N'ROLL SUICIDE”」が9日、東京・日本武道館よりスタート。10日も同場所で行われ、久々のライブに多くのファンが熱狂した。
今回のツアーは、'11年2月11日(金・祝)の神奈川・横浜アリーナまで、全国31カ所45公演、20万人動員というロングラン。氷室自身は、このツアー中の10月7日(木)に50歳の誕生日を迎える。“50×50 ROCK'N'ROLL SUICIDE”(フィフティ・バイ・フィフティ・ロックンロール・スーサイド)というツアータイトルは、50歳という節目のタイミングに、これまでのキャリアに甘んじる事なく、ライブという真剣勝負に突き進む氷室の姿勢を表している。
ツアースタートとなった日本武道館は、客席を360度開放。映像などの演出を排除したストレートでシンプルな形で行われた。360度開放のステージは、'08年のソロ活動20周年のツアー「20th Anniversary TOUR 2008 JUST MOVIN' ON-MORAL~PRESENT-」での公演以来となるが、「前回やって、楽しかったから」という氷室は終始、全方向のファンへとアピール。そのたびに大きな歓声が起こっていた。
ライブは、本人出演で話題となったアサヒ飲料「グリーンコーラ/ドライスパークリング」のCM曲「BANG THE BEAT」を初披露したほか、ニューアルバムの曲を中心にアンコールを含め約2時間で全22曲を披露。 強い信頼関係で結ばれたバンドメンバーと熱いパフォーマンスを繰り広げ、会場を魅了した。MCでは、今回のツアーへの意気込みやファン、バンドメンバーへの思いを語りながら「毎回集まってくれるオマエたちに支えられて最高の気分です。この勢いをキープしながら頑張ってきたいと思います」とメッセージ。360度をぐるりと囲んだファンは、大きな拍手と歓声でこの後のツアーへ旅立つ氷室を送り出した。ツアー詳細は公式サイトまで。
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