BiSH、怒涛の2018年と新曲を語る「6人がギリギリで支え合い戦っている」

2018/12/15 19:30 配信

音楽

BiSH(左からアユニ・D、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー)撮影=山田大輔


結成4年目となる“楽器を持たないパンクバンド”BiSHの快進撃が止まらない。

開催されるワンマンライブは軒並みソールドアウトし、3月リリースのメジャー3rdシングル「PAiNT it BLACK」がオリコン週間シングルチャートで自身初の1位を獲得。5月には即日完売した初の横浜アリーナ公演を大成功に収め、多数参加した夏フェスでは“清掃員(BiSHファンの総称)”以外のオーディエンスも熱狂の渦に叩き込む。さらにメンバーであるアイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、アユニ・Dの3人がそれぞれソロデビューを果たし、モモコグミカンパニーは著書を出版するなどグループとしての活動の幅を拡大させている。

そんなBiSHがメジャー5thシングル「stereo future」をリリースした。PS4/STEAM用ゲームソフト「GOD EATER 3」のオープニングテーマとなるタイトルナンバーはジャンルを超えて様々なシーンで戦い続けるBiSHのアティチュードを強く感じさせる仕上がりに。またカップリングにはアユニ・Dが作詞を手がけた「S・H・i・T」も収録されている。

12月22日には幕張メッセでのワンマンライブ「THE NUDE」の開催を控えるBiSHから、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D、モモコグミカンパニーの3人にインタビューを実施。2018年を通したメンバーそれぞれの変化や、本作に込めた思いを聞いていく。

初めての感覚を学べた1年だったと思います


【写真を見る】BiSH撮り下ろしグラビア12枚撮影=山田大輔


――2018年のBiSHは目覚ましいほどの快進撃を見せてくれました。ご自身たちで振り返るとどんな1年だったと思いますか?

セントチヒロ・チッチ「BiSHは結成当初からずっと何かに追われるように活動をしてきたんですけど、今年は今まで以上に楽しみながらいろんなことに向き合えたイメージがあります。中でも夏フェスにたくさん出させていただいた経験は大きかったですね。先輩アーティストのライブは刺激にもなったし、私たちのことを知らない人たちにもしっかりアピールできた気がしていて」

アユニ・D「夏フェスを通して外でやるライブの気持ちよさを知りました。1回、雨でずぶ濡れ、ぐちゃぐちゃになりながらライブをしたこともあったんですけど、それもまた初めての経験として楽しかったというか。怒涛の日々の中、いろいろな初めての感覚を学べた1年だったと思います」

関連人物