関ジャニ∞のニューアルバム「8UPPERS」(パッチアッパーズ)の製作発表及び特典映像のプレミア試写会が、9月12日、東京国際フォーラムにて行われた。
ことし発売された2枚のシングル「Wonderful World!!」と「LIFE~目の前の向こうへ~」の特典映像として収録されていた「プロローグ・オブ・パッチ#1~8」。“2010年の新プロジェクト”として謎に包まれていた企画の全貌が、ようやく明らかになった。
関ジャニ∞は10月20日(水)に4枚目のアルバム「8UPPERS」を発売。その特典映像として、メンバー7人が演じるストーリーにアルバム楽曲をちりばめた77分の長編作品「8UPPERS FEATURE MUSIC FILM」が収録される。
内容は、7人扮する“始末屋”が、ひょんな事から赤ん坊の世話をする事になり、さまざまなアクシデントに巻き込まれながらも、自分自身と向き合うことや、大切なものを守ることの重要さなどに気付き、成長していく姿を描いたもの。この日は東京1500人のほか、全国6カ所の映画館に集まった計1800人のファンたちに、一足先に作品を公開。また、同企画の反響の大きさから、10月11日(月)に全国TOHOシネマズ系列で1日限定で上映されることとなった。
全作の「PUZZLE」から約1年半ぶりのアルバム発売について、渋谷すばるは「本当に最高のアルバム。自信を持っておすすめできます」、錦戸亮は「今までの僕らは、派手な衣装とパフォーマンスで“目で楽しむ音楽”を提供してきたが、今回は耳だけで楽しめる、音楽性の高いアルバムができた」と手ごたえを感じている様子。安田章大は「歌詞が付いていない、メロディーだけのインスト曲がおすすめ。僕は1曲目の『Oriental Surfer』が一番好きです」と感想を述べた。また、10月30日(土)からは、同アルバムをもって全国ツアーを開催する一同。大倉忠義は「ツアーを通して、ファンのみんなと一緒に“お気に入りの1曲”を作っていきたい」と、メッセージを送った。
特典映像については、口々に「1年を通して温めてきたプロジェクトをやっとみんなに発表できてうれしい」と、ファン同様、この日を心待ちにしていた様子。村上信五は「僕らの新しい一面を監督が上手く引き出してくれた。大人っぽい、年相応の魅力に注目して欲しい」とコメントを。役柄について問うと、丸山隆平は「人付き合いが苦手で、メンバーの前だけで自分を解放できる。普段の自分とほぼ一緒」、大倉は「作品には全く描かれていないんですが、裏設定はゲイです」と答え、笑いを誘った。
また、「NGは横山が一番多くて、カミカミでしたね」と村上が暴露し、「お前もめっちゃ噛んでたやん!!」と横山裕が逆ギレ(?)すると、「ケンカすな! 仲良くせーよ!」と渋谷が仲裁するという、彼ららしい掛け合いで会場を沸かせた。
最後に、横山が「関ジャニ∞を結成してから、5年間くらい大阪の松竹座で舞台をやらせていただいていたんですが、こうやって7人集まってお芝居をするのは本当に久々なので、成長した僕らをぜひ見ていただきたい」と、アピールした。
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