「あなたは明日の天気は分かっても、女の気持ちは分からない」。そう妻に言われてバツイチになった矢野克彦(佐藤浩市)は、月に2回、娘の雪美(11歳)に会うことだけが楽しみ、というちょっと寂しい毎日を送っていた。
職場で流れてきたFMのラジオ番組は“恋愛のスペシャリスト”として人気のDJ・唯川幸(深津絵里)の「午後2時のシンデレラ」。しかし、DJブースでしゃべっている唯川幸は、ホームページに載っている写真とは別人で、本名は金子祥子だった。
実際の彼女は無愛想で無口で、“唯川幸”としてしゃべっている姿からは想像できない地味な女の子。ルックスに自信のない祥子は、友人の原田早知(稲森いずみ)の写真を“唯川幸”としてホームページに載せていた。
ある時、ひょんなことから早知が“唯川幸”として矢野に会うことになり、オタクのような男が来ると思った早知と祥子は、矢野を見てテンションが上がる。うそで出会った3人の恋の行方は…。
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