――出演が決まったときの率直な感想は?
原作も読ませていただいたのですが、最初は過激な表現もあり少し驚いたのですが、読み進めると登場人物の苦しみや葛藤によって起こってしまったゆがみや後悔があるということを理解できたので、これをドラマにしたときに、テーマが僕にとってあまり経験したことのない作品になるので、今の自分にとってやりがいがあるものだと感じられて、とても光栄に思えました。
――今回演じる東雲遥斗の魅力はどんなところですか? また、ご自身との共通点は?
彼は本当はとても真っすぐな人だと思います。でもそれが良くない方向に進んでしまって、闇を抱えて、われを忘れてしまい、後戻りできなくなっているのかなと思いました。一社会人としては仕事もできるので普段の男性像としては僕にとってはとても理想的でかっこいい人と思いました。
それ故のプレッシャーがすごいのですが…。共通点はあまり思い浮かばないのですが、僕は原作を読んで「東雲、病んでるなぁ」と感じまして、そういえば僕も友達に「病んでるなぁ」って言われた記憶があるような、ないような、そんな気がします。
――サスペンス的要素と恋愛要素が交差したドラマですが、こういうふうに演じたい、または難しいところはありますか?
まずはやはり東雲遥斗というキャラクターを魅力的に、スマートに演じたいと願っています。そして彼のあまり良くない部分も、本能や感情に従って、使命を持って最後までパーフェクトクライムの世界にどっぷりと落ちていきたいと思っています。
きっと僕の人生では経験のないことを東雲遥斗は経験してるので、必死に彼に近づいていこうと思います。
――これからの撮影に向けて、視聴者の方に見てもらいたいポイントや意気込みをお聞かせください。
内容的に賛否もあるかもしれないですが、全員に好かれようと中途半端な作品にならないように、この作品を通して本当に伝えたい思いを明確に持って、最後までドラマ「パーフェクトクライム」に挑もうと思っています。
なのでぜひ見てくださったらうれしいです。視聴中は背徳的な行為の魅力に取りつかれないように、どうぞご注意を。
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