大輔が複雑な思いに頭を悩ませる一方で、大輔の悪友・遊星(磯村勇斗)が再び登場。遊星はある“驚きの行動”を取ることに…。
「第5話で、大輔は遊星を救うのではなく、あえて突き放しました。それに対する大輔のなんとも言えない表情は、とても良いシーンだったと思います。ドラマ全体のラストでは、そのシーンを超える二人の絆が見られるはずです」
磯村は、今までいわゆる優等生役などを主に務めてきた、若手俳優の中でも注目株の一人。今回“悪い”キャラクターを演じるなかで、後藤氏は磯村への印象をこう語る。
「磯村さんと一緒に仕事するのは今回が初めて。実は2作品くらいでその存在を知っていました。出会ってみて、磯村さんは“カメレオン俳優”なんだなと感じています。お芝居が達者であることは間違いなく、他のドラマや映画も出演されているなかで、役柄によって本当に別人に見えるんです。そういう意味で、彼の存在はうれしい発見でした」
「彼はいわゆる“イケメン俳優”と呼ばれてはいますが、ビジュアルのみで勝負するタイプではないと思っています。これから伸び盛りのときに出会えて良かったです」
また、ドラマ内で実施している副音声企画では、もうひとつうれしい発見があったそう。
「磯村くんが小手さんと副音声に挑戦したとき、小手さんが一方的に話すんだろうな…と思っていたら、意外とフィフティ・フィフティでした(笑)。普段そんなにべらべら話している印象がなかったので、ラジオ番組のように盛り上がっている様子を見て、こういうところも達者なんだと感じました」
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