――MCの有田哲平さんはどんな方ですか?
木村:お笑いがすごく好きなんだと思います。僕らがちょっと出てた番組も、ちゃんと見てくださって、あとで感想をくださったりとか。記憶力もすごくて、ネタの内容まで全部覚えてはるんで、すごい方やと思います。
田渕:“若手愛”というか“有ジェネ愛”というか…次の日が早くても、収録終わりでレギュラー陣の中から2、3組飲みに連れて行ってくださるんですよ。そこでも、番組の話とかネタの話をがっつり真剣にしゃべってくれて。かと思うと、ノリだけでしゃべってくれる時もあって(笑)。有田さんと食事に行くと、いつも雰囲気がすごくいいんです。
最初は「くりぃむしちゅーの有田さんって実在するんや」くらいの、雲の上の人でしたけど。一緒に飲ませていただくようになって、売れてる芸人さんも、ここまで考えて仕事してるんやなってびっくりしましたね。
――では、進行の小峠英二さんは?
木村:あんなに優しい人はあんまり見たことないっていうくらい、ほんまに優しい方ですね。
田渕:収録で若手が出た時に、自分たちが思ってたような流れにならんくて、辛い状況になることがよくあるんですけど(笑)、もうほんまに限界やなっていう時に助け船を出してくれるのが小峠さんなんですよね。そうすると若手は「すいません、小峠さん…」って思いながらも、思いっきりできる。僕らも毎回、小峠さんの胸を借りてる気持ちです。
――有田ジェネレーションズの皆さんは仲がいいと聞きますが、あえてライバルを挙げるとしたらどなたですか?
木村:個人的には、ネルソンズの岸(健之助)と、ジェラードンの海野(裕二)さんです。ツッコミで、相方がすごく前面に出ていてっていう、コンビの中で似たような立ち位置というか(笑)。だから、収録中に岸と海野さんが目立った活躍をしてると、「自分も頑張らないとな…」って。
田渕:僕も、その人がウケてて「俺もウケたい」って悔しくなるのは、やっぱり(ネルソンズの)和田まんじゅうとか、(ジェラードンの)西本(武徳)さん、かみちぃさんですね。ボケの立場の人はやっぱり意識しちゃいます。3人ともキャラがちゃんと立ってて、勢いでボケていくんで、「強っ!」って思いますね。
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