そして、本番が始まると、遠藤のせりふ回しがスタジオ全員の心を引き付ける。第8話の根幹となる説明せりふが長く続くが、聞きやすさとスリルを合わせ持ち、強弱をつけながら飽きさせない声。「体に響く低音」というのが一番しっくり来る。
遠藤の声にウットリしていると、あっという間に監督から「OK!」の声が掛かり、中島はモニターに駆け寄り、映像を確認。現場に入るたび中島が念入りにモニターをチェックしている姿を見る。自分のせりふ量に関係なく、必ず撮れたものを見る様子に、うわさ通りの真面目な人柄を感じる。
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