南演じる16歳の高校生・黒崎灯は、ある日出会った売れないギタリスト・雄介に、自らの名前は明かさず、“友人”の話として、複雑な家庭環境、そして学校でいじめを受け自殺未遂をしたという「灯」という少女の話をする役どころ。
演じるに当たり、南は「かわいらしくてちょっと小悪魔の灯ちゃんという女の子が私とかけ離れているので(笑)。どうやってお芝居をすればいいのか探していました。
灯ちゃんは強がって、自分の中にある芯の部分を隠してしまう女の子なんですが、そこは分かるなって思いました」とコメントした。
16歳の高校生・鈴森香を演じるのは出口。香は、一見とても幸せそうな4人家族の長女だが、実は父親も母親も不倫をしているという悩みを抱えている。
ある日押し殺していた感情を爆発するという役どころに、出口は「気持ちをぶつける大事なシーンはすごく難しかったのですが、今回は家族のお話だったので、自分だったらこういう時はこういう気持ちになるなって考えながら演じる事ができました」と話し、初めてのドラマ出演には「すごく楽しいなって感じました。機会があればまた絶対お芝居を頑張りたいなって思いました」と希望をのぞかせた。
そして、永瀬が演じるのは化石好きの高校生・大沢志穂。
教室で孤立していた志穂は、同じクラスの人気者・海斗から声をかけられ、追い回されることによって、次第に心を開き始めるというストーリーだ。
永瀬は「志穂は心を閉ざしているので、普段心情の変化がすごく分かりづらいんですが、気持ちをぶつけるシーンでは、どういうふうに表現すれば伝わるかなと考え、向き合いながら演じました。
志穂は友達によって心を動かされるのですが、私自身も友達に支えられているので、そういう面では共感できました」と語った。
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