9月25日(土)公開の映画「ラブコメ」の完成報告会見とプレミア上映会が9月14日、都内で行われ、出演者の香里奈、北乃きい、田中圭、渡部篤郎と、平川雄一朗監督が出席した。
同作は、松久淳+田中渉の同名小説を、「ROOKIES 卒業」('09年)の平川監督が映画化したラブ・ストーリー。美人で豪快な生花店の店長・真紀恵(香里奈)と17年ぶりに再会し、恋に落ちたアニメ脚本家で草食系男子の美晴(田中)。だが、美晴が真紀恵に告白すると決めた日に、真紀恵は元恋人と寄りを戻してしまう。
6年ぶりに映画主演を務めた香里奈は「脚本を読んだ時に、真紀恵は喜怒哀楽が激しく、人間味と女性らしい部分のあるすてきな女性だと感じました」と、演じた役柄についてコメント。
そんな真紀恵をいちずに思い続ける美晴役の田中は「美晴くんが、17年間、1人の女性を思い続ける気持ちとか、正直分かりかねる部分があります(笑)」と本音を漏らし、香里奈とのデートシーンについて「楽しかったですね! 撮影ですけど、僕的には『きょうはデートの日だ!』っていう気分でいました」と照れ笑い。
真紀恵の生花店のアルバイトと、キャバクラ嬢という2つの顔を持つ涼子を演じた北乃は「涼子は、今まで演じさせていただいた役の中で、ずば抜けて明るくてお調子者で、でもどこか憎めないかわいい女の子でした」と感想を話し、「朝一からテンションを上げていくのが難しく、好きな音楽を聞いたり、好きなアイスを食べてから現場に行きました」と、撮影の苦労を語った。
涼子に好意を抱く、バツイチの売れっ子声優・西島役の渡部は「北乃さんと同じく、わたしが演じたのも空気が読めない役だったんですけど、普段自分はそんなに空気が読めないわけではないので、どうやったらいいんだろうと悩んでいたら、北乃さんから『一生懸命ですね!』と言われました(笑)」と、苦笑い。その北乃は「渡部さんがいらっしゃると役に入りやすかったです」と渡部に感謝していた。
また、同作の公開に先駆け、auの携帯電話では映画本編のプロローグとなるLISMOドラマ「Sweet 9 Flowords~愛しい9の花言葉~」(全9話)を毎週配信中。涼子から見た真紀恵と美晴の恋模様が描かれている。香里奈は「ドラマでは、映画で分からなかった部分も描かれています」とPRした。
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