V6長野は草刈りが得意!? 舞台「りんご 木村秋則物語」製作発表

2010/09/17 14:30 配信

芸能一般

11月5日から上演される舞台「りんご 木村秋則物語」の製作発表記者会見が、9月16日、都内で行われ、長野博、浅野和之と脚本家の藤井清美、演出家の栗山民也、そして同作のモデルとなった木村秋則氏が登場した。

同作は、世界で初めてりんごの無農薬栽培を成功させ、“奇跡のりんご”などで一躍注目を集めた、木村秋則氏の半生を舞台化。“無理だと言われたことを可能にした男”と、その妻・ミチコら家族の苦難と葛藤の日々を、ダイナミックに描く。

青森・弘前にある、木村氏のりんご畑を訪ねた長野は「いろんな種類の草が生えていて、地面がじゅうたんのように柔らかかった。木村さんのりんごはただおいしいだけでなく、スーッと体に染み込む、生命力というか、パワーを感じます」と感想を。また、「水や土や日光がないと作物が実らないのと一緒で、人間も、周りの方々の支えがあって生きているんだというのを、この舞台を通して感じてもらいたい」とメッセージを送った。

妻・ミチコを演じる佐藤江梨子は、VTRで登場。「自分が正しいと思うことを認められるまでは、周囲に理解されず、家族を巻き込んでしまうこともあると思う。けれど、信念を貫いた木村さんの勇気や、その家族の喜びを一生懸命演じたい」と、意気込んだ。

木村氏は「初め、長野さんが自分を演じると聞いた時は驚きました。以前、番組で健ちゃん(三宅健)と共演したことがあって、V6とは縁があるのかなと思います」と喜んだ。長野の印象は、「野菜ソムリエの資格を持っているだけあって、草刈りも上手だし、りんごや畑に対する質問が専門的。でも、なんで自分の畑に人気アイドルがいるんだろうと、不思議に思った」と答え、笑いを誘った。

また、今後の展望について「日本の食を変えていきたい。まずは毎日食べるお米、そして野菜や果物を無農薬で作りたい。そして、農業が環境に与える影響の大きさを農家の方々に伝えるため、生きている限り全国を行脚したい」と、熱く語った。

最後に長野は、「苦難や葛藤、家族愛も含め、木村さんの生き様を是非、見に来てください」とPRした。