「でも、心が病むくらいまで働く必要はないですよね?」という山本の問いかけに、林は「それはもうおっしゃる通り」と深くうなずき同意。
「『若手は未熟だからとにかく働け』と、それを上から押しつけるのは今の時代、よくないだろうと。でもね、どんな仕事でも、最初とことん基礎をつくらないといけない時期があるとは思うんです。ただ下積みの2年ではなく、“プロになるための学習の2年”だと」と、あらためて<量が質を生む>の真意を説明した。
この日、スタジオにはゲスト・船越英一郎の姿も。林が「聞くところによると船越さんも若い頃すごくがむしゃらだった時期がおありとか」とふると、船越は「仕事以外の自分の時間を作るっていうことは考えてなかったですね。ちょっと余裕があればロケ地に先に乗り込んでその場の空気を見て回るとか」と、若手時代を振り返った。
すると、やりとりを聞いていた千原ジュニアは「撮影前にもう崖に行ってるわけですか」とニヤリ。相手が“二時間ドラマの帝王”と呼ばれる船越だけに、サスペンスドラマの終盤で犯人を崖に追いつめるシーンを連想させるコメントでスタジオを沸かせていた。
この日の林の講義について、SNSなどでは「『量が質を生む』。本当にそう思う」「若手の時に厳しい時期をこなした人って尊敬できる」「自分も若い頃がむしゃらに働いて、今がある」といった共感の声が上がっていた。
12月9日放送の「林先生が驚く 初耳学」では、市川紗椰が“列車に乗って出も食べに行きたいハンバーグ”を紹介するほか、“一流企業が採用したい人材”の新常識を解説する。
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