古舘は「坂本龍馬がいた時代は150年ぐらい前で、資料も残っていて考証も進んでいる。かなり真実、事実に近づけるリアルな感覚があって面白いです。過去2回に比べて新鮮ですね」と明かし、「僕は坂本龍馬がこれまでロマンチストと描かれてきたことに反発を感じていたんです。どんな人物であっても清濁併せ呑んでいるはずだ、という思いがあったので。そこを今回はロマンチストであり、超リアリストであり、リベラリストである、いろいろな面を持っているという形で描けたと思います。まさにカリスマの三面鏡。三面鏡で龍馬の側頭部も後頭部など、いろいろな部分が見えてきます。僕としてはぜひ皆さんに見ていただいて、龍馬ファンから批判を受けたいぐらいです。批判をしてくださるということはそれだけ真剣に見てくださっている、ということですから」とコメントを寄せた。
一方、ドラマ部分で坂本龍馬を演じる渡辺大は「坂本龍馬は内野聖陽さんなど名だたる大先輩方が演じてこられたので、すごく緊張しました。資料をたくさん読ませていただき、龍馬の豪放磊落な性格は生かすなど相談しながら役作りをしました。比較的僕ぐらいの年齢の役者が龍馬を演じるのは若いと思います。ただ龍馬の年齢が33歳、僕の実年齢にぴったりなので、年齢に関しては自信を持っていいかなと思いました」と振り返った。
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