ラジオ版「ブラタモリ」で30年ぶりのコンビ復活！

'09年10月からNHK総合で放送された「ブラタモリ」の第2シリーズが10月7日（木）にスタートする。

「ブラタモリ」は、街歩きを趣味とするタモリが、江戸時代、明治時代などの古地図を手に、1つの街や地区を“ブラブラ”と散歩。何げなく発見した歴史の痕跡などから、街の変化を空想し、推理していくバラエティー番組。古地図・古写真や、CGによる過去の再現映像のほか、街並みの撮影でも、新開発のミニ俯瞰（ふかん）カメラなどを駆使し、平成の街並みを新鮮な映像で映し出す。古地図を持って街を歩くというスタイルは変わらないが、第2シリーズでは、「水道」や「住宅」などのテーマ性も盛り込み、さらに深く現代の街を探索していく内容になるという。

初回となる10月7日（木）の放送では、市場の街として知られる築地を探索。タモリらは、本願寺の地下に残る謎の軍事施設に潜入し、海上保安庁内で秘蔵の古海図を見せてもらうなど、現在とは違う築地の痕跡を探る。

また、第2シリーズの放送に先駆け、9月20日（月・祝）には、初の試みとなる“ラジオ版ブラタモリ”も放送。ことし1月21日に放送した浅草編をベースに、視覚的な情報を補足する最低限のナレーション、未公開トークを追加したもので、追加ナレーションは元NHKアナウンサーの加賀美幸子が担当する。加賀美は、タモリがNHKで初めて持ったレギュラー番組「ばらえてい テレビファソラシド」で司会を担当。タモリとはそれ以来約30年ぶりのコンビ復活となる。