“綺麗過ぎる”と話題だった姿を再び!三浦春馬「どうにか成長した姿を見せなければ」

2018/12/08 07:00 配信

芸能一般

三浦春馬は「自分がこの目で実際にブロードウェイで見て、ずっとやりたいと思っていた役ができているという喜びが大きかった」という撮影=コザイリサ


2回目は「どうにか成長した姿を見せなければ」


――そして今回の再演決定を聞いたときはいかがでしたか?

実は初演のときから再演のお話は聞いていたんですが、すごくうれしかったです。お芝居の中に自然と歌が入ってくるような、キャラクターとキャラクターの関係性がしっかり構築できているからこそ感情が高まって歌になっていく…というところを自然と届けられるような鍛錬をしていきたいと思ってます。

――2回目というところのプレッシャーはありますか?

1回目と2回目の気負いは、またタイプが違うのかなと。2回目は「どうにか成長した姿を見せなければ」とか「“1回目も良かったけど2回目の方が良くなった”という思いを持って帰ってほしい」って気持ちがあります。それをいい緊張感に変えて頑張っていけたらいいですね。よりリアリティーのある「キンキーブーツ」にしていけたらいいなと思ってます。

――「キンキーブーツ」は老若男女が楽しめるミュージカルデビューにもピッタリの作品。今回初めて見る方へのメッセージもお願いできますか?

実は初演の後、「『キンキーブーツ』をきっかけに他のミュージカルも見るようになったんです」と言ってもらうことあって。そのときにグッとうれしさが込み上げてきたし、同時に、もっともっとこういった産業が若い世代に近しい存在になってくれればなって。この作品は、1人で来ても友達や家族と来ても絶対に特別な時間になると思います。損はさせないので、まずはとにかく劇場に足を運んでいただきたいです。

みうら・はるま=1990年4月5日生まれ、茨城県出身。12月28日(金)公開の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」のほか、2019年秋公開の「アイネクライネナハトムジーク」で主演を務める

取材・文=川倉由起子