――いろいろ食べたと思いますが、撮影の中でおいしかった物は?
大山:トンテキうまかったね。この作品の撮影で最初に食べたトンテキは、死ぬほどおいしかったですね。
黒羽:ありがとうございます! 僕が焼きました。
――実際に料理をされるんですね。
料理しているシーンもあります。ただ、このドラマは料理人のお話ではなく、普通の男の子たちが料理を作る作品なので、不器用なところは不器用な部分で出していますし、それがまた味になるというか、リアルさというのが感じられると思います。でも、うれしいですね。そうやって(自分が作った料理を)褒めていただけると(笑)。
小林:(三原光尋)監督が料理にものすごくこだわっている方なんですね。奇をてらった物を作るわけではなく、「一食一食を大事に」という思いのある監督なので、今回の作品も出来上がりがすごく楽しみです。
監督はお米にもすごくこだわりがあって、以前は十何万もするめちゃめちゃいい炊飯器で炊いていたらしいんです。でも、山形のお米屋さんから「それ違いますよ。炊飯器ってお米を炊いているんじゃなくて煮ているんです」って言われたみたいで。
そこで、ある会社の土鍋があるんですけど、それは火にかけてホイッスルが鳴ったら出来上がりという簡単なやつで、「これで“炊いている”って言うんです」って監督から教えていただきました。僕もすぐにAmazonで買いました。めちゃくちゃおいしくて、現場で話したら俺とまさしが買っていて(笑)。
大山:俺も買いました(笑)。めちゃめちゃうまいですよね。
小林:一粒一粒の米が立っているんです。ぜひ皆さん、◯◯◯の土鍋を(笑)。高い物じゃないので、ぜひ!
大山:CMが来るかも(笑)。でも、お米も水も何でも大丈夫です。おいしくなります。
小林:他にも監督から教えていただいたことがあって、卵かけご飯一つとっても、すごくおいしい食べ方があるんですよ。夜寝る前に、黄身だけ小鉢とかに入れてラップして冷蔵庫に入れておくんです。余計な水分が飛ぶから、翌朝そのままかけて、醤油をちょろっと垂らして食べるというのが最高で。
黒羽:“ひと手間”ですよね。
小林:そう。そういうひと手間が、監督のどういう映像表現につながっているのか。僕はすごく気になっています。(ご清聴)ありがとうございます。
黒羽:販売員みたい(笑)。
大山:企業の回し者だ(笑)。
小林:ありがとうございます!
――料理をする姿も見どころですね。
黒羽:難しいメニューは扱っていないので。
大山:“男飯”ですからね。
黒羽:見てくださる皆さんがまねできます。ドラマを見るだけでできます!
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