小倉優香「ギャップのある私を見てほしい」忍者アクションに初挑戦した主演作への思い語る

小倉優香が本格アクションに挑戦する映画「レッド・ブレイド」が、12月15日(土)より公開される。

小倉が演じるのは、いじめられっ子の高校生・マコ。図書室で見つけた忍者の児童書「雷風刃」に導かれ、江戸時代の伊賀へタイムスリップしたマコが、伝説の忍者・才蔵(TAK∴)やヒロ(搗宮姫奈)、ユウ(花影香音)ら仲間たちと共に修行に励み、現実世界と仮想世界に忍び寄る原田勘助(岩永ジョーイ)ら巨大な悪に立ち向かっていく。

公開を前に、映画初主演にしてアクションにも初挑戦した小倉にインタビュー。「稽古1日目で心が折れた(笑)」と明かしたアクションの稽古や撮影の様子などを語ってもらった。

「1日目で心が折れました(笑)」

――主演はドラマ、映画ともに経験がなかったそうですが、初主演が決まった時の心境を教えてください。

特に「ワー」って緊張するなどはなくて、「どういう内容なんだろうなぁ？」という作品への興味が先でした。アクション映画だったので、動くことが求められるなって。

――アクションへの興味はあったんですか？

ありました！　今回はくノ一だったんですけど、映画に入る前に見た「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)などでアクションを見て、そういう強い女性に憧れました。

見ていて格好良いし、ダンスをやっていたので体を動かすことへの自信はあったので、やりたいなとは思ってはいたんですけど…。

――想像とは違ったようですね？(笑)

正直、台本を読んだ時までは自信があったんです。ダンスをやっていたから「できるんじゃない？」って。でも、稽古の1日目で心が折れました(笑)。

すっごい自信満々で稽古場に行ったら、周りはアクション経験者ばかりで、(総合演出の)坂口拓さんが結構はっきりと言う方だったので。超自信満々だったのに、一番できてないと思って…。「これから頑張らなきゃな！」って気合を入れ直しました。

――特に頑張ったのはどんなところですか？

本物のけんかならたぶん強ければいいのかもしれないですけど、アクションは見せるものなので、蹴った後の立ち姿とか、倒した後の余韻とか、そういう“見せる戦い”を教えていただきました。