――マコを演じてみていかがでしたか?
マコは共感できる部分が多い女の子だったので、どちらかと言えば演じやすかったですね。いろんなことに反感を持っちゃうとか、敵に見えるとか、そういう女の子が他の世界に出会って変わっていく。私もそういうことがあったので。
例えば、中学生や高校生って「この世界が全部」って思いがちじゃないですか。そんな時に一歩外に出てみると、「ちっちゃな世界にいたなぁ」って思う。そこで悩んでいたことは何でもなかったんだって。私もそういう経験はあります。
――いじめられっ子だったマコは、忍者と関わる中で変わっていきましたね。
現代にいる時のマコはいろんなことに抑えつけられていて、反感があって、閉じこもっているようなイメージだったんですけど、忍者の人たちと触れ合う中で戻ってきた、本当のマコが帰ってきたという感じですね。
でも、いじめられっ子のイメージってどうしても暗くなりがちだったんですけど、マコはいじめられてもシュンとならないというか、動じないというか。そういうところがあって、ただのいじめられっ子じゃない、芯の強さを持った女の子だと思います。
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